NASCAR NATIONWIDE SERIES
第22戦 NAPA Auto Parts 200
開催日:8月18日
カナダのロードコース戦で“トヨタ カムリ”2台がトップ10
8月18日(土)にNASCARネイションワイド・シリーズの第22戦「NAPA Auto Parts 200」がカナダ・ケベック州モントリオールのジル・ヴィルヌーヴ・サーキットで開催された。
今大会はNASCARでもネイションワイド・シリーズのみとなる、米国外でのレース。F1も開催されるロードコースで行われる。
この週末は遠く離れたミシガンでスプリント・カップ・シリーズとキャンピング・ワールド・トラック・シリーズが開催されるが、カイル・ブッシュは自らのチームから出場するため、両レースをかけ持ち。忙しい週末を過ごすこととなった。
17日(金)午前中2度に分けて行われた公式練習走行を経て、午後5時5分から予選開始。スプリント・カップ・シリーズの予選のためにミシガンにいるKy.ブッシュに代わり、オーウェン・ケリーが“トヨタ カムリ”54号車を駆り、5番手グリッドを獲得。マイケル・マクドウェルが6番手、ブライアン・スコットが10番手につけ、10台の“トヨタ カムリ”が決勝へと進んだ。
18日(土)午後2時54分、2.709マイルのロードコースを74周(200.46マイル:約320km)して競われる決勝レースがスタート。予選とは異なるドライバーでの出場となった54号車のKy.ブッシュはグリッド後方へと下がってのスタートを切った。
インディカーなどで活躍、NASCARの参戦経験も持つカナダ人ドライバーのパトリック・カーペンティアは、スポット参戦ながら活躍が期待されたが、13番手スタートからの5周目、シケインをショートカットしてしまい、ペナルティで後退。
ロードコース戦ではピット戦略が重要となるため、チームによっては序盤から、給油タイミングを見越した早めのピットをグリーン下で実施。
19周目にこの日初めてのイエローコーションとなったが、ここでピット戦略が分かれ、序盤ピットインしていたKy.ブッシュはコース上に残って6位に浮上した。
再スタートが切られてすぐに再びイエローコーション。4位で27周目の再スタートを切ったKy.ブッシュはまもなく2位へとポジションアップ。しかしKy.ブッシュは30周目に予定していたグリーンピットを行い、20位へと後退。
かわって上位を争ったのはマクドウェルとスコット。マクドウェルは3位、スコットは8位へとポジションを上げたが、39周目にスコットがスピン。マクドウェルもライバルの先行を許しポジションを落とす一方で、Ky.ブッシュが再びトップ10圏内へと復帰した。
52周目には、Ky.ブッシュは元F1ワールドチャンピオンのジャック・ヴィルヌーヴ(ダッジ)に次ぐ2位に浮上。その後グリーンピットで一旦順位を落とすが、70周目には5位へ。
その直後にイエローコーションが出され、レースは“グリーン・ホワイト・チェッカー”の残り2周勝負に。しかし、再スタート直後の第1コーナー進入で多重クラッシュが発生。接触されたKy.ブッシュはタイヤをパンク。レースは延長され、2度目の“グリーン・ホワイト・チェッカー”となった。
Ky.ブッシュは無念のピットイン。この多重クラッシュを上手く避けたマクドウェルは8位で再スタートを切り、6位でチェッカー。Ky.ブッシュは10位に入り、2台の“トヨタ カムリ”がトップ10フィニッシュを果たした。終盤トップ10圏内まで順位を上げていたスコットは、ファイナルラップに痛恨の燃料切れ。24位に終わった。
次戦第23戦は8月24日(金)、ブリストル・モーター・スピードウェイで行われる。
