NASCAR NATIONWIDE SERIES
第29戦 Kansas Lottery 300
開催日:10月5日
マット・ケンゼスが今季2勝目
10月5日(土)にNASCARネイションワイド・シリーズの第29戦「Kansas Lottery 300」がカンザス・スピードウェイで開催された。
4日(金)の2度の練習走行を経て、5日(土)午前11時5分から予選が行われ、エリオット・サドラーが3番手、パーカー・クリガーマンが7番手、最初の練習走行でトップタイムをマークしたルーキーのアレックス・ボウマンが11番手、カイル・ブッシュが12番手につけ、13台の“トヨタ カムリ”が決勝へと進んだ。
予選に続き、午後2時51分、1.5マイルオーバルを200周(300マイル:約480km)して競われる決勝レースがスタート。Ky.ブッシュは予選後にエンジンを交換したため、最後尾からのスタートとなった。
7番手グリッドのクリガーマンが好スタートで4位へ浮上。3周目にハル・マーティンが壁にヒットし、イエローコーションが出されると、サドラーとクリガーマンが2列目3,4番手に並んでの再スタートとなった。
好調なクリガーマンは前走車をかわしていき、20周目に首位を奪取。26周目にコンペティション・コーションが出され、全車ピットへ向かうと、5位へと後退したが、再スタート後も上位争いを続けた。
16番手スタートのブライアン・ヴィッカーズは、クリガーマン、サドラーに続くトップ10圏内まで順位を上げていたが、サイド・バイ・サイドのバトルの中で36周目にスピン。幸運にもどこにも接触はしなかったものの、芝のエリアを突っ切る形となり、ピットイン。25位まで順位を落としてしまった。
再スタート後もスピン車両によるイエローコーションが連発。そんな中で、17番手スタートのケンゼスがポジションを上げ、クリガーマンをかわして58周目に首位浮上。クリガーマンと共に首位争いを展開した。また、この時点でKy.ブッシュもトップ10圏内までポジションを上げてきた。
85周目過ぎからグリーン下でのピット作業が始まり、一旦首位に立ったケンゼスも88周目にピットイン。トップ5圏内につけていたサドラーが翌周ピットインしたが、ピットアウト直後にスピンし、イエローコーション。この時点でピットインしていなかった車両が上位へ。ボウマンが4位、ヴィッカーズが6位へとポジションを上げたが、コーション発生時にピットインしていたKy.ブッシュはノーピット組に続く14位、クリガーマンが16位、ケンゼスが17位へと後退。
再スタート後、Ky.ブッシュが8位、ケンゼス9位までポジションを取り戻したところで116周目にコース上の異物でイエローコーション。ケンゼスは車両前部にダメージを負っており、この修復とハンドリングの調整のために作業時間を取られ、22位へと再びポジションを落としてしまった。
145周目、14位走行中のヴィッカーズがスピンした他車に接触され、壁にヒット。ガレージでの修復を余儀なくされ大きく後退。
その前のイエローコーションでピットインし、ポジションを落としていたケンゼスは、ここでコース上に残り、2位にジャンプアップ。好ピット作業で順位を上げたKy.ブッシュが4位で続き、アウト側の1,2列目に並んで再スタート。
2位のケンゼスは165周目に首位に立つと、そのまま逃げ切り、今季シリーズ2勝目を挙げた。
Ky.ブッシュは2位につけていた残り6周での再スタートで若干遅れ、4位フィニッシュ。この日レースを通して好走を見せたクリガーマンが7位、サドラーが10位、ルーキーのボウマンが11位に入った。
次戦第30戦は10月11日(金)、シャーロット・モーター・スピードウェイで行われる。
ドライバー マット・ケンゼス:
「簡単なレースではなかったが、クルーチーフとスタッフがよくやってくれた。我々の“トヨタ カムリ”はコースに来たときから速かった。フロントグリルに穴が開いてしまい、ハンドリングにも影響が出て、修復のために大きくポジションを落としてしまった。ポジション取りが重要なこのコースで、我慢のレースを強いられたが、最後はクルーチーフの好判断で、燃料をもたせて勝つことが出来た。フル給油で走れる周回数よりも7周ほど多い計算だったが、コーションと、燃料セーブを上手くやったことで最後まで走りきり、勝つことが出来た。このようなレースで勝ててとても良い気分だ」
