NASCAR NATIONWIDE SERIES
第17戦 CNBC Prime's The Profit 200
開催日:7月13日
カイル・ブッシュがレースを支配し今季7勝目!
“トヨタ カムリ"は一度も首位を譲らず全周回制覇
7月13日(土)にNASCARネイションワイド・シリーズの第17戦「CNBC Prime's The Profit 200」がニューハンプシャー・モーター・スピードウェイで開催された。
同コースはカイル・ブッシュが得意としており、2009年から2011年まで3年連続で勝利を挙げている。
13日(土)決勝を前に、午前10時5分から予選が行われ、今大会が自身150戦目のシリーズ出場となるKy.ブッシュが今季4度目となるポールポジションを獲得。ブライアン・ヴィッカーズが2番手、マット・ケンゼスが8番手、エリオット・サドラーが9番手、パーカー・クリガーマンが10番手で続き、14台の“トヨタ カムリ"が決勝へと進んだ。
予選に続き、午後3時46分、1.06マイルオーバルを200周(211.6マイル:約340km)して競われる決勝レースがスタート。ポールポジションのKy.ブッシュがスタートから快調に逃げ、2番手スタートのヴィッカーズがこれを1秒ほどの差で追う展開。3位以降は大きく引き離す序盤戦となった。
34周目にコース上の異物によりこの日最初のイエローコーションが出され、全車ピットへ。Ky.ブッシュはここで作業のトラブルにより若干タイムをロスし、6位でピットアウト。代わって首位に立ったヴィッカーズにケンゼス、サドラーが続き、再スタートでケンゼスが首位を奪取した。
まもなくスピン車両によるイエローコーションが出されたが、上位勢はピットインせず、再スタート後はヴィッカーズが再び首位を奪還。ケンゼス、そして追い上げてきたKy.ブッシュが続き、3台の“トヨタ カムリ"が前半戦からレースを支配。折り返しを過ぎた106周目、Ky.ブッシュがヴィッカーズを逆転し首位に立った。
序盤の2回のイエローコーションのあとはなかなかコーションが出ないまま周回が重ねられ、110周を過ぎたあたりからグリーン下でのピット作業が始まった。このコースでは燃料をフルに給油して80周前後走れる計算となるため、燃料をセーブすれば、このグリーンピットのあとは無給油でぎりぎり走り切れる計算となる。ケンゼスが112周目、ヴィッカーズが117周目、Ky.ブッシュは119周目にピットイン。
全車がグリーンピットを終えた時点ではケンゼスが首位に立っていたが、その直後、122周目に、燃料切れのためにコース上に停まってしまった車両が出たためにイエローコーション。最後まで走りきるには厳しいケンゼスはここで再度ピットへ向かい、16位へ後退。
130周目にもイエローコーションが出されたが、Ky.ブッシュとヴィッカーズらはピットに入らず、1-2体制で首位争いを継続。サドラーが4位、ケンゼスも追い上げ6位前後で終盤戦に入った。
燃費レースのまま終わるかと思われた198周目、チャド・ハッケンブラートがターン2でスピンを喫しイエローコーション。レースは“グリーン・ホワイト・チェッカー"となった。
202周目に再スタートが切られたものの、直後に燃料切れの車両がコース上に停止し、2度目の“グリーン・ホワイト・チェッカー"。この再スタート時には、上位争いの2台がクラッシュし、レースは赤旗中断に。
3分弱の中断の後レースが再開され、規則で決められている最後となる3度目の“グリーン・ホワイト・チェッカー"が切られることとなった。
210周目に切られるはずのグリーンフラッグは、隊列が整わなかったために1周延長。予定よりも13周も多い、213周となったレースの最後のスタートが切られた。
Ky.ブッシュが好スタートを切り首位をキープし、ヴィッカーズがこれを追走。3位争いを繰り広げていたサドラーは、ファイナルラップを示すホワイトフラッグが振られた直後にターン2でスピン。しかし、レースはそのまま続行され、Ky.ブッシュが逃げ切り今季7勝目を挙げた。ヴィッカーズは2位、ケンゼスが10位でフィニッシュ。
今レース、全213周中141周でKy.ブッシュが首位、ヴィッカーズが63周、ケンゼスが9周首位を走行。“トヨタ カムリ"が一度も首位の座を譲ることなくレースを支配した。
今季これまでネイションワイド・シリーズの14戦に出場しているKy.ブッシュは勝率は50パーセントと脅威の快進撃を続けている。今季4度目のポール・トゥ・ウィンは、シリーズタイ記録。自身の持つシリーズ通算勝利記録も58へと伸ばした。
次戦第18戦は7月21日(日)、米国中部イリノイ州ジョリエットのシカゴランド・スピードウェイで行われる。
ドライバー カイル・ブッシュ:
「我々は(ブライアン)ヴィッカーズよりも2周後にピットインしており、彼は3号車(オースティン・ディロン:シボレー)と激しくバトルをしていた。彼らからは2秒ほど前にいたが、それでも燃料が厳しいことには変わりはなかった。クルーチーフからは終盤“グリーン・ホワイト・チェッカー"になるかも知れないと言われていたので、後半は燃料だけでなくタイヤ、ブレーキもセーブして走った。我々の“トヨタ カムリ"は序盤こそ最高の仕上がりではなかったが、スタッフの頑張りで勝てる車両になった。昨年は燃料系のトラブルで残念な結果だったが、このコースのヴィクトリーレーンに戻ってくることが出来て嬉しい」
