NASCAR SPRINT CUP SERIES
第20戦 Samuel Deeds 400 at Brickyard
開催日:7月28日

「ブリックヤード」でマット・ケンゼスが5位

 7月28日(日)、米国中部インディアナ州インディアナポリスのインディアナポリス・モーター・スピードウェイでNASCARスプリント・カップ・シリーズ第20戦「Samuel Deeds 400 at Brickyard」が開催された。

 「インディ500」の開催地として有名な、伝統の同コースは、黎明期レンガ敷きだったことから「ブリックヤード」と呼ばれ、今もスタート/フィニッシュラインにレンガが埋め込まれている。オーバルコースの一部を利用したロードコースでは、F1や二輪のモトGPも開催される、モータースポーツの聖地の一つ。NASCARカップ・シリーズ戦の開催は今年記念すべき20回目となる。

 トヨタはカップ・シリーズではまだ未勝利のコースだが、昨年はカイル・ブッシュが2位フィニッシュを果たしており、今年は念願のブリックヤード初勝利を狙う。

 26日(金)と27日(土)の午前中に練習走行を行い、午後2時10分から予選開始。デニー・ハムリンが4番手。マット・ケンゼスが13番手、クリント・ボウヤー17番手、カイル・ブッシュが19番手につけ、11台の“トヨタ カムリ”が決勝へと進んだ。

 28日(日)午後1時24分、2.5マイルオーバルを160周(400マイル:約640km)して競われる決勝レースがスタートした。

 4番手スタートのハムリンは序盤、オーバーステア症状に見舞われポジションダウン。かわってケンゼスとKy.ブッシュがトップ10圏内へと浮上。

 前半はイエローコーションが出ない展開で、26周目に先陣を切ってハムリンがグリーン下でピットへ。続いて各車グリーン下でのピット作業を行った。

 その後もイエローコーションが出ず、55周目あたりから2度目のグリーンピットが始まったが、ケンゼスとKy.ブッシュがピットに入らず引っ張っていた59周目にこの日初めてのイエローコーション。この2台はコーション下でピットへ向かい、7位、9位で再スタート。

 大きな順位の変動は無いまま、レースが折り返しを過ぎた81周目にこの日2度目のイエローコーションが出されると、全車ピットへ向かい、85周目に再スタート。7位、8位のケンゼス、Ky.ブッシュは再スタート直後の激しい順位争いを繰り広げたが、ジャンプアップは果たせず。

 その後もまたイエローコーションが出ないまま、110周目あたりから3度目のグリーンピットが開始され、ピットを引っ張る車両とで順位が入れ替わっていく中、114周目にこの日3度目のイエローコーションとなった。

 一時は周回遅れの20位以下まで後退していたハムリンが、ここでは最後までピットインを粘り、コーション発生時には2位までポジションアップ。コーション下でピットへ向かったため順位は落としたものの、12位で再スタート。コース上に残ったケンゼスが7位、トゥルークス・Jr.が9位へと浮上。Ky.ブッシュは再度ピットへ向かい、ピット作業でもタイムをロスしたために22位まで後退してしまった。

 118周目に再スタート。残り40周強のため、最低もう一回の給油が必要となる。そのため、給油すれば最後まで走り切れる周回となった130周目あたりから、この日4度目となる、グリーン下でのピット作業が始まり、順位は激しく入れ替わった。

 ここでもピットを遅らせたハムリンは141周目に首位浮上も、143周目にピットイン。この日苦戦を強いられていたクリント・ボウヤーが、得意の燃費走行で147周目まで粘り一旦は首位に立つも、翌周ピットへ。

 結局後半イエローコーションは出ないままレースはチェッカー。着実なレースを戦ったケンゼスが5位。Ky.ブッシュが10位。38番手スタートから追い上げたトゥルークス・Jr.が11位。ハムリン18位、ボウヤーが20位でフィニッシュした。

 次戦第21戦は8月4日(日)、米国東部ペンシルバニア州ロングポンドのポコノ・レースウェイで行われる。

ドライバー マット・ケンゼス:
「容易なレースなどないものだが、今日は特に難しいレースだった。チームは素晴らしいピット作業でポジションアップを助けてくれたし、クルーチーフの判断も的確だった。5位でフィニッシュ出来たことには満足している。この週末、セッティングに苦しんできたが、今日の調整は上手く行った。チームは良くやってくれたが、勝つにはスピードが若干足りなかった。来年に向けての課題も少し見えた。来週はもっと良いレースが出来ればと思っている。全体的に見れば良い一日だった」

本日のレースクイーン

赤城ありさあかぎありさ
2026年 / オートサロン
VELENO&Garage力
  • auto sport ch by autosport web

    FORMATION LAP Produced by autosport

    トランポドライバーの超絶技【最難関は最初にやってくる】FORMATION LAP Produced by auto sport

  • auto sport

    auto sport 2026年3月号 No.1617

    [特集│技術系SGT関係者 覆面座談会]
    タイヤワンメイク時代の
    スーパーGTを考える

  • asweb shop

    STANLEY TEAM KUNIMITSUグッズに御朱印帳が登場!
    細かい繊細な織りで表現された豪華な仕上げ

    3,000円