NASCAR SPRINT CUP SERIES
第7戦 Samsung Mobile 500
開催日:4月9日
テキサスで“トヨタ カムリ”苦戦。2台がトップ20フィニッシュ
4月9日(土)、米国南部テキサス州フォートワースのテキサス・モーター・スピードウェイでNASCARスプリント・カップ・シリーズ第7戦「Samsung Mobile 500」が開催された。
テキサスでのスプリント・カップ・シリーズ戦は年に2回開催されているが、今大会はテキサスの同シリーズ戦としては初めてとなるナイトレースの設定。テキサスならではの、この時期でも高い昼間の気温が、レース中に下がっていくのにあわせてセッティングの調整が必要となる。
同コースでは、昨年の2戦共にデニー・ハムリンが制しており、今季まだ未勝利のハムリンの活躍に期待がかかった。
8日(金)午後5時40分より予選が行われ、ジョーイ・ロガーノが8番手。カイル・ブッシュが11番手、ケイシー・カーンが13番手につけ、12台の“トヨタ カムリ”が決勝へと進んだ。
9日(土)午後6時47分、17万人近い大観衆が見守る中で1.5マイルオーバルを334周(501マイル:約800km)して競われる決勝レースがスタート。
序盤は11番手スタートのKy.ブッシュが10位前後を走行。後方では31番手スタートのマーティン・トゥルークス・Jr.が16位まで浮上した。
45周目にこの日2度目のイエローコーションが出され、全車ピットイン。このピットロード上で、ピットアウトしようとしたデイビッド・ロイティマンとジョーイ・ロガーノが接触。共に車両にダメージを負い、後退を余儀なくされてしまった。
23番手スタートから15位前後までポジションを上げていたハムリンは、115周目、この日2度目のイエローコーション時のピットで、タイヤ2本交換を選択。4位へとジャンプアップし再スタートを切った。しかし、やはり2本交換は厳しく、徐々にポジションダウン。
214周目には、グリーン下でのピット作業で2本交換を行ったトゥルークス・Jr.がバランスを崩し、壁にクラッシュ。後続が突っ込んで多重クラッシュとなり、トゥルークス・Jr.はレースを終えることとなった。
一方、トップ10圏内での走行を続けていたKy.ブッシュは、このイエローコーションから5番手で再スタート。その後はイエローコーションが出ず、270周目前後からグリーン下でのピット作業となったが、Ky.ブッシュは交換した左リアタイヤが緩むというトラブルに見舞われ、再度ピットイン。周回遅れの17位まで後退してしまった。
レース終了までには、全車もう一度の給油が必要となり、イエローコーションでのリードラップ復帰を狙って最後までピットインを遅らせたハムリンとKy.ブッシュだったが、結局イエローコーションは出ず、ハムリンが15位、Ky.ブッシュが16位でフィニッシュ。“トヨタ カムリ”勢は2台がトップ20フィニッシュという厳しい結果に終わった。
今大会の結果、Ky.ブッシュはドライバーズランキング首位の座を譲ることになったものの、首位と9ポイント差の2位につけている。
次戦第8戦は4月17日(日)、米国南部アラバマ州タラデガのタラデガ・スーパースピードウェイ で行われる。
ドライバー デニー・ハムリン:
「あまり調子の良くなかった一回のスティントで周回遅れになってしまい、その後もリードラップに復帰できなかった。最後のスティントでは“ラッキー・ドッグ”(周回遅れの最上位がイエローコーション発生でリードラップ復帰の特別措置)ポジションにつけていたが、それが活かされるコーションは発生しなかった。残念だが、この15位という結果は決して我々の“トヨタ カムリ”の真のパフォーマンスを示しているものではなく、少なくとも7位か8位を狙える速さだった。調子は良かったし、戦略も悪くなかったと感じている。ピット作業も良くなった。しかし、ピットのタイミングが悪かった」
