NASCARスプリントカップ・シリーズは8月31日、アトランタ・モーター・スピードウェイ(1.54マイルオーバル)で第25戦の決勝レースが行われ、ケイシー・ケイン(シボレーSS)が今季初勝利。“チェイス”入りを決めた。

 29日に行われた予選では、ケビン・ハービック(シボレーSS)がポールポジションを獲得。ブラッド・ケゼロウスキー(フォード・フュージョン)、カイル・ラーソン(シボレーSS)と続いた。

 31日、ナイトレースとして開催された325周の決勝レースでは10番手からスタートしたケイン。レースの4分の3ほどは苦戦を強いられるが、残り23周でのリスタートでハービックを捉えて首位に浮上する。そのままケインが優勝するかに思われたが、チェッカー直前にクラッシュが発生しイエローコーションに。この間に多くのマシンがピットへと向かい、ケインは5番手でコースに復帰した。

 ただ、このレースで195周をリードしたハービックは、リスタート時にウォールに接触。コースは再びイエローコーションとなり、残り2周の状態でリスタートとなる。2列目に位置いていたケインはここで好スタートを決め、最後のピット時に2輪交換を選んだマット・ケンゼス(トヨタ・カムリ)をパスして首位に。そのままトップでチェッカーを受け、今季初勝利を飾った。

 2位にはケンゼス、そして3位にはデニー・ハムリン(トヨタ・カムリ)のトヨタ勢が並んだ。4位はジミー・ジョンソン(シボレーSS)となり、5位のカール・エドワーズ(フォード・フュージョン)がフォード勢の最上位となった。

 今回の勝利により、ケインはシーズン終盤10戦のチェイス入りを決めることに。また、2位に入ったケンゼスも、ここまで未勝利ながらチェイス争いで上位16位以内に入ることが確定し、王座争い進出を決めている。今週末のリッチモンド戦が、チェイス前の最後のレースとなる。

 なお、8月30日にアトランタで行われたネイションワイド・シリーズ第24戦では、シボレー・カマロを駆るハービックが優勝を果たしている。

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