NASCARスプリントカップ・シリーズは16日、ミシガン・インターナショナル・サーキットで第23戦の決勝レースが行われ、マット・ケンゼス(トヨタ・カムリ)が今季3勝目を挙げた。
ケンゼスは14日に行われた予選でポールポジションを獲得。2番手にデニー・ハムリン(トヨタ・カムリ)、そして3番手にカール・エドワーズ(トヨタ・カムリ)と続き、トヨタ陣営のジョー・ギブス・レーシングが初の予選トップ3独占を果たした。
迎えた200周の決勝レースでは、序盤からレースをリードしていったケンゼス。ピットストップのタイミングなどで首位を譲る場面はあったものの、レースのほぼ4分の3にあたる146周をリード。残り17周でのイエローコーションにより3秒ほどのギャップを失うも、僚友ハムリンのプッシュにも助けられてリスタートでも首位をキープ。ポジションを守りきり、ケンゼスが今季3勝目を飾った。トヨタ陣営は、直近の6戦で5勝を挙げており、第27戦から始まる王座争いのチェイスに向けて好調をキープしている。
2位にはケビン・ハービック(シボレーSS)が入り。3位にはマーティン・トゥルークスJr.、4位にオースティン・ディロンと、シボレー勢が続いた。なお、フォード陣営の最上位はジョーイ・ロガーノの7位となっている。
Kenseth continues JGR dominance