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投稿日: 2011.09.12 00:00
更新日: 2018.02.23 12:39

NASCAR SPRINT CUP:ハムリンがチェイス入り


    NASCAR SPRINT CUP SERIES
    第26戦 Wonderful Pistachios 400
    開催日:9月10日

    デニー・ハムリンが9位に入り“チェイス"入り決定!
    カイル・ブッシュと共に悲願のタイトルを目指す

     9月10日(土)、米国東部バージニア州リッチモンドのリッチモンド・インターナショナル・レースウェイでNASCARスプリント・カップ・シリーズ第26戦「Wonderful Pistachios 400」が開催された。

     今大会は、シーズン終盤の10戦で上位のドライバー12名がポイントをリセットし、タイトルを争う“チェイス"へ向けた最後の1戦となる。今季から新しくなった“チェイス"入りの条件により、まだ3つの椅子を残した状況となっており、この時点でワイルドカードの権利を持つデニー・ハムリンに加え、まだ“チェイス"入りの可能性を残すケイシー・カーンやマーティン・トゥルークス・Jr.らが、逆転での“チェイス"入りを目指してこの26戦に臨んだ。

     また、今大会決勝の翌日9月11日(日)は、2001年のアメリカ同時多発テロからちょうど10年目にあたり、カイル・ブッシュを含めた複数の車両が、スペシャルカラーリングでの出場となった。

     9日(金)併催されるネイションワイド・シリーズの練習走行と予選の合間を縫って、カップ・シリーズの練習走行が行われ、午後5時35分から予選が開始。デイビッド・ロイティマンが今季初となるポールポジションを獲得。カーンが12番手、Ky.ブッシュが13番手。ハムリンは28番手と後方のスタート。11台の“トヨタ カムリ"が決勝へと進んだ。

     美しい夕日から夜の闇へと移り、コースをカクテルライトが照らし始めた午後7時50分、0.75マイルオーバルを400周(300マイル:約480km)して競われる決勝レースがスタート。

     9周目にポールポジションのデイビッド・ロイティマンと、ハムリンと“チェイス"入りを競っているクリント・ボウヤー(シボレー)が接触し、ボウヤーがスピン。これを避けようとした、ハムリンを含む後続が多重クラッシュ。ハムリンはピットでの修復を余儀なくされ、1周遅れの40位へと後退してしまった。

    “チェイス"入りをかけての最後の戦いとなる今レースの激戦は、序盤から多くのアクシデントを招き、27周目には逆転での“チェイス"入りを目指しトップ10圏内を目前にしていたカーンがウォールにクラッシュ。再スタート後にはマーティン・トゥルークス・Jr.もタイヤのパンクに見舞われ後退。

     周回遅れとなっていたハムリンは、38周目のこの日4度目のイエローコーションで、“ラッキー・ドッグ(イエローコーション発生時に周回遅れの最上位車両が首位と同一周回に復帰できる特別措置)"を獲得。

     クラッシュの後もかろうじて周回遅れになることなくレースに復帰したカーンだったが、51周目にチームメイトのブライアン・ヴィッカーズと絡んで再びクラッシュ。カーンはここでレースを終えることとなってしまった。

     この序盤戦、13番手スタートから4位まで浮上し“トヨタ カムリ"勢の最上位を走行していたKy.ブッシュは、このイエローコーションでのピット作業後、ホイールが緩むアクシデントに見舞われ、再スタート後の69周目にグリーン下で予期せぬピットイン。31位へと後退してしまった。

     400周という長いレースの序盤戦から大波乱のレースとなったが、Ky.ブッシュとハムリンは、チームの素晴らしい作業にも助けられ、徐々にポジションを回復。共に、レースが折り返しを過ぎた頃には、トップ10圏内を争うまでに順位を上げていた。

     その後も上位争いを繰り広げた2台だったが、首位争いまでには届かず、Ky.ブッシュが6位、ハムリンが9位と、2台共にシングルフィニッシュ。

     この結果、ハムリンは見事ワイルドカードでの“チェイス"入りを決定。ハムリンはカップ・シリーズにフル参戦を開始して以来6年連続での“チェイス"進出となった。

     今季首位タイとなる4勝を挙げているKy.ブッシュも勝利数×3ポイントのボーナスを獲得し、まずはランキング首位をキープ。トヨタ勢ではこの2台がシーズン最後の10戦で、12台がタイトルを争うプレーオフ“チェイス"へと進出することとなった。

     いよいよ“チェイス"がスタートする次戦第27戦は9月18日(日)、米国中部イリノイ州ジョリエットのシカゴランド・スピードウェイで行われる。

    ドライバー カイル・ブッシュ:
    「今夜のレースが“チェイス"の一戦でなかったのは幸いだ。今日のレースは、ホイールの緩みで後退を余儀なくされ、そこから追い上げた、それが全てだ。トップ10フィニッシュを果たすことができ、レース自体は楽しかったが、もう少し良い結果が欲しかった。最後は、首位を争っていた2台(ケヴィン・ハーヴィックとカール・エドワーズ)が完璧な走りで、全く追いつけなかったのが残念だし、“チェイス"では彼らを破らなくてはならない」

    ドライバー デニー・ハムリン:
    「どうやって後方から上位に復帰したのか、自分でも信じられない。我々の“トヨタ カムリ"はクラッシュで致命的なダメージを負い、恐らく修復に20周は必要だと思った。しかし、短期間の修復でコースに復帰でき、その後は素晴らしく速かった。今季は苦戦を強いられてきたが、後半調子を上げて“チェイス"入りすることができた。これからのことは誰にもわからないが、この勢いを活かして戦っていきたい」


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