NASCAR SPRINT CUP SERIES
第34戦 AAA Texas 500
開催日:11月6日
ケイシー・カーンが上位を争い3位フィニッシュ
11月6日(日)、米国南部テキサス州フォートワースのテキサス・モーター・スピードウェイでNASCARスプリント・カップ・シリーズ第34戦「AAA Texas 500」が開催された。
4日(金)正午からの練習走行に続き、午後3時40分から予選が行われ、デイビッド・ロイティマンが3列目6番手、ケイシー・カーンが9番手グリッドを確保。11台の“トヨタ カムリ”が決勝へと進んだ。なお、この予選後に行われたキャンピング・ワールド・トラック・シリーズ戦における接触で、カイル・ブッシュはテキサス戦の出場停止処分となったため、決勝レースはマイケル・マクドウェルが代わって18号車をドライブ。マクドウェルが乗るはずだった66号車はジョシュ・ワイズが乗車することとなり、ドライバー交代を行ったこの2台と、決勝前にエンジンを交換したロイティマンの3台は後方からのスタートとなった。
6日(日)15万人以上の観客が集まったテキサス・モーター・スピードウェイで、午後2時21分に1.5マイルオーバルを334周(501マイル:約800km)して競われる決勝レースがスタート。
9番手スタートのカーンが序盤から順調にポジションを上げ、4周目には6位に浮上。28番手スタートのデニー・ハムリンや25番手スタートのジョーイ・ロガーノらがハンドリングに苦しみ下位に沈む中、トヨタ勢では唯一トップ10圏内での走行を続けた。
序盤は全くイエローコーションが出ず、2度にわたってのグリーン下でのピットを経て、111周目にこの日最初のイエローコーション。直前に周回遅れとなっていたハムリンは、“ラッキー・ドッグ”を得て、首位と同一周回に復帰した。
その後もイエローコーションは出ない展開となり、この日4度目のグリーン下でのピット作業が行われている時に2度目のイエローコーションが発生。幸運にもちょうど発生時にピットに入っていたカーンは、他の全車両がピットオープン後にピットへ向かったため、首位に立った。
カーンが首位争いを展開する一方で、19番手スタートから順位を上げてきたマーティン・トゥルークス・Jr.とハムリンが12位、13位まで浮上。
その後、240周目の他車のスピンによるイエローコーションを経て、261周目にはジョーイ・ロガーノのエンジンがブローし、この日4度目のイエローコーション。ここで7台がタイヤ2本交換作戦に出たため、4本交換したカーンは8位へと後退。
再スタートが切られてまもない267周目にもコース上の異物によりイエローコーションが出されたが、上位勢はピットインせず。ハムリンを含む後方グループはピットイン。作業を終えてピットアウトしようとしたハムリンは、すぐ前で斜めにピットに入っていたブラッド・ケゼロウスキー(ダッジ)と接触。共に修復のために再度のピットインを強いられ、首位と同一周回の最後尾、25位まで後退してしまった。
一方、8位で再スタートを切ったカーンは、4本タイヤ交換の利を活かし、前走車を次々にパス。290周目には3位に浮上し、302周目、グリーン下で最後のピットへ向かった。
残りが30周を切り、上位勢はグリーン下でのピットを終えていたが、ハムリン、ヴィッカーズ、ロイティマンを含む複数台はイエローコーションを期待してコース上に残る作戦を採った。しかしイエローコーションは出ず、ハムリンは319周目、ヴィッカーズとロイティマンは320周目にそれぞれピットへ向かい、ポジションダウン。
結局最後までイエローコーションは出ることなく、カーンが“トヨタ カムリ”勢最上位の3位でフィニッシュ。着実な走りを見せたトゥルークス・Jr.が8位に入った。
次戦第35戦は11月13日(日)、米国南西部アリゾナ州エイボンデールのフェニックス・インターナショナル・レースウェイで行われる。
ドライバー ケイシー・カーン:
「とても良いレースだった。ここ2ヶ月ほどは本当に調子が良いので、この勢いを活かし、優勝も狙っていきたい。我々は上位を目指して全力を尽くしているが、特にチームの働きは素晴らしい。全員が一丸となって、非常に強いチームになっている」
