NASCAR CAMPING WORLD TRUCK SERIES
第20戦 WinStar World Casino 350
開催日:11月1日
ジョニー・ソーターが2位フィニッシュ
マット・クラフトンがタイトル獲得に大手!
NASCARキャンピング・ワールド・トラック・シリーズ第20戦「WinStar World Casino 350」が11月1日(金)にテキサス・モーター・スピードウェイで開催された。
今大会は、NASCARの終盤3戦連続で行われる、トップ3カテゴリー併催、トリプルヘッダーの1戦目となる。テキサスの3連戦では、カイル・ブッシュがその全てに出場する。
テキサスでのトラック・シリーズ戦では、2009年、2010年の秋の大会をKy.ブッシュが制しており、昨年はジョニー・ソーターが両大会で勝利を挙げている。
1日(金)午後2時10分より予選が行われ、ソーターが8番手、ティモシー・ペターズが9番手。Ky.ブッシュが11番手、ランキング首位につけるマット・クラフトンが14番手。前戦初勝利を飾ったルーキーのダレル・ウォレス・Jr.が17番手につけ、9台の“トヨタ タンドラ”が決勝へと進んだ。
予選の後、日はすっかり落ちてコース上をカクテルライトが照らし出した午後7時49分、1.5マイルオーバルを147周(220.5マイル:約350km)して競われる決勝レースがスタートした。
5列目11番手から好スタートを切り、3ワイドバトルとなった序盤から猛攻を見せたKy.ブッシュは、3周目に4位、10周目には2位に浮上。
29周目、この日最初のイエローコーションからの再スタートで一旦首位を奪ったKy.ブッシュだったが、フロントグリルが異物でふさがれ、オーバーヒート症状に見舞われたため、これを取り除くべくグリーン下でピットイン。周回遅れの26位までポジションを落としてしまった。
中盤戦は、ソーターが好走を見せ、91周目には2位に浮上。ロングランで開いていた首位との差をじりじりと詰めていた99周目、Ky.ブッシュがエンジンブローに見舞われイエローコーション。これでKy.ブッシュはレースを終えることとなってしまった。
全車ピットに向かったが、ここで、20番手スタートからトップ10圏内にまでポジションを上げていたジャーマン・キロガがピットロードスピード違反を取られ、21位に後退。
ソーターが2位を守る一方で、チームメイトであり、タイトル獲得目前のクラフトンは苦戦。ハンドリング不調が改善せず、15位前後を走行。この3回目のイエローコーションで思い切ったセッティング変更を行い、19位で再スタートとなった。
再スタートでライバルの先行を許し、4位まで順位を落としたソーターだったが、着実にポジションを取り戻し、2位へと復帰。しかし、この日圧倒的な速さを見せていたタイ・ディロン(シボレー)は遙か前を逃げており、追い上げもそこまで。ソーターは2位でチェッカーを受けた。ソーターはこの結果、ランキングでも4位に浮上した。
レースを通してトップ10圏内をキープしたウォレス・Jr.が7位。ジョン・ウェス・タウンリーが9位。クラフトンは最後のピットでのセッティング変更が効を奏し、10位までポジションを上げてフィニッシュした。
クラフトンはランキング2位との差を若干詰められたものの、その差は46ポイントあり、次戦フェニックスを終えた時点で2位以下に49ポイント以上の差をつけるか、クラフトン自身が18位以上でフィニッシュすれば、最終戦を待たずして今季のシリーズチャンピオンが確定する。
また、今大会7位に入ったウォレス・Jr.はルーキータイトルを争っており、2戦連続のトップ10フィニッシュで首位と6ポイント差の2位へ浮上。残り2戦での逆転タイトル獲得に期待がかかる。
次戦第21戦は11月8日(金)にフェニックス・インターナショナル・レースウェイで開催される。
ドライバー ジョニー・ソーター
「我々の“トヨタ タンドラ”は、スタート直後こそ若干アンダーステア症状が出ていたが、ロングランで非常に良かった。最後のピットでは調整は行わなかった程だ。2位は満足のいく結果であり、チームやトヨタ、エンジンチューナーに感謝している。夏の間、苦しいレースが続いただけに、ポイントランキングで4位に上がれたというのは本当に驚くべきことだ。我々は本来の調子を取り戻せた。私はここテキサスでは勝利を挙げているし、最後はこれまでにないペースでハードに攻めたんだが追い着かなかった。彼(タイ・ディロン:シボレー)のトラックは速すぎた」
