NASCAR NATIONWIDE SERIES
第20戦 Kroger 200
開催日:7月24日

カイル・ブッシュが圧勝で今季8勝目!

 7月24日(土)にNASCARネイションワイド・シリーズの第20戦「Kroger 200」が米国中部インディアナ州インディアナポリスのオライリー・レースウェイ・パークで開催された。

 オライリー・レースウェイ・パークは、インディアナポリス・モーター・スピードウェイに近接している、1周0.686マイル(約1.1km)のショートオーバル。同コースでは2007年ジェイソン・リフラーのドライブにより、ネイションワイド・シリーズ(当時はブッシュ・シリーズ)での“トヨタ カムリ”初勝利を飾った記念すべきコースで、2008年もカイル・ブッシュが勝利を挙げている。

 今大会は全ての走行スケジュールが1日で行われるワン・デイ・イベント。2度の練習走行を経て、午後5時10分から予選が開始。昨年、このコースでキャリア初のポールポジションを獲得したトレヴァー・バインが同コース2年連続、そして前戦に続く2戦連続のポールポジション。スティーブ・ウォレスが2番手で続き、“トヨタ カムリ”が最前列を独占。Ky.ブッシュは5番手につけ、10台の“トヨタ カムリ”が決勝へと進んだ。

 午後8時10分、曇ってはいるが、まだ明るさの残る空の下で、0.686マイルオーバルを 200周(137マイル:約220km)して競われる決勝レースがスタート。
 スタートフラッグが振られた直後、2列渋滞の後続勢が加速を始める中で、多重追突が発生。大きく隊列が崩れることはなく、イエローコーションも出されずそのままレースは続行となったが、12番手グリッドにつけていたリフラーと10番手スタートのディベネデットは車体に大きなダメージを負い、長時間の修復を余儀なくされてしまった。
 ポールポジションのバインと2番手のS.ウォレスはポジションを守り、序盤1-2を走行。5番手スタートのKy.ブッシュもポジションを上げていき、27周目にはバインに次ぐ2位に浮上。バインとの首位争いとなった。
 時には接触しながらも、サイド・バイ・サイドでの激しい首位争いが10周以上に渡って続いたが、ついに39周目にKy.ブッシュが首位を奪取。しかし、バインも食い下がり、この日初めて出されたイエローコーションからの再スタート後、首位を奪い返して見せた。
 しかし、バインに離されることなく追い続けたKy.ブッシュは、レース折り返し目前の98周目に再度バインを逆転し、首位に立った。
 118周目にこの日2度目のイエローコーションが出されると、全車ピットイン。ここで2本タイヤ交換作戦を採ったマイケル・アネットが一旦5位まで浮上したが、ピットレーンでの速度違反ペナルティを科され、惜しくも後退。
 その後連続してイエローコーションとなるが、Ky.ブッシュは上手い再スタートで首位を堅守。

 160周目に、2位を走行していたロン・ホーナディ(シボレー)が周回遅れと接触し、激しくクラッシュ。これでこの日5度目のイエローコーションが出されると、燃料的には最後まで走りきれるため、Ky.ブッシュはピットに入らなかったが、それを追うバインやカール・エドワーズ(フォード)らはピットへ向かいタイヤを交換と、作戦が分かれた。
 172周目の再スタート後も首位を守ったKy.ブッシュであったが、タイヤを交換したエドワーズが猛追。11番手の再スタートからみるみる順位を上げ、Ky.ブッシュに0.5秒差の2位まで迫った。
 194周目に、他車のスピンでイエローコーション。レースは1周延長され、“グリーン・ホワイト・チェッカー”で200周目に再スタート。Ky.ブッシュは好ダッシュを見せ、首位を守ると、インから何度もしかけるエドワーズを抑え込み、トップでチェッカー。見事今季8勝目を挙げた。
 好走を見せたバインは4位。リード・ソーレンソンが5位、ブレンダン・ゴーアンが6位、S.ウォレスが10位に入った。
 全201周中、Ky.ブッシュが144周、バインが55周で首位を走行、“トヨタ カムリ”以外が首位を走ったのはピット時の僅か2周のみという圧倒的な勝利であった。
 Ky.ブッシュはネイションワイド・シリーズに参戦した直近の6戦で5勝という強さを見せており、通算勝利数も38へと伸ばした。

 次戦第21戦は7月31日(土)、米国中部アイオワ州ニュートンのアイオワ・スピードウェイで行われる。

ドライバー カイル・ブッシュ:
「クリーンで激しいバトルができて良かった。カール(・エドワーズ)は今夜本当に速かった。他のドライバー達も素晴らしかった。序盤はトレヴァー・バインとタフなバトルをしなくてはならなかった。懸命な作業で“トヨタ カムリ”を仕上げてくれたチームには感謝している。2008年を思い出すほど、素晴らしい仕上がりだった。トレヴァー・バインとの2台の“トヨタ カムリ”で首位を争えたのは良い気分だった。また勝利数をひとつ増やすことが出来て嬉しい。そしてもちろんファンにも感謝している。ここで素晴らしいショーを見せられて楽しかった。ファンも楽しんでくれたと思う」

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