NASCAR NATIONWIDE SERIES
第24戦 Great Clips / Grit Chips 300
開催日:8月31日
カイル・ブッシュが最後まで首位を争うも2位フィニッシュ
8月31日(土)にNASCARネイションワイド・シリーズの第24戦「Great Clips / Grit Chips 300」がアトランタ・モーター・スピードウェイで開催された。
アトランタはカップ・シリーズでトヨタが記念すべき初勝利を挙げたコースであり、、トラック・シリーズでも過去4勝を飾っているが、ネイションワイド・シリーズでは未勝利。念願の勝利を挙げるべく今大会に臨んだ。
30日(金)の夕方と31日(土)午前中に練習走行を行い、午後4時5分から予選開始。カイル・ブッシュが2戦連続、今季7度目となるポールポジションを獲得。エリオット・サドラーが7番手、ブライアン・ヴィッカーズが9番手につけ、13台の“トヨタ カムリ”が決勝へと進んだ。
予選に続き、まだ日の残る午後7時47分、1.54マイルオーバルを195周(300.3マイル:約480km)して競われる決勝レースがスタート。後方では2ワイド、3ワイドでのバトルが繰り広げられる中、ポールポジションのKy.ブッシュはスタートダッシュを決め、1周目から後続を引き離していった。
36周目にこの日最初のイエローコーションが出され、全車ピットへ。トップでピットアウトしたKy.ブッシュは再スタート後もそのポジションを守ったが、まもなく日が暮れ、路面温度が下がってくる中でのハンドリングの変化に苦しみ、徐々にポジションを落としてしまった。
レースの折り返しを迎える90周目過ぎからグリーン下でのピット作業が開始。全車がグリーンピットを終えた時点で7位につけていたKy.ブッシュは、セッティングを調整して調子を取り戻し、再びポジションを上げていった。
残り50周前後での、この日2度目となるグリーンピットを経て、Ky.ブッシュは3位へとポジションアップ。共にカップ・シリーズのトップドライバーであるケヴィン・ハーヴィック(シボレー)とジョーイ・ロガーノ(フォード)が首位を争う後方につけ、逆転のチャンスを伺った。ロガーノの22号車は、Ky.ブッシュの54号車とオーナーポイントタイトルを争っている。
181周目、周回遅れの24位を走行していたジェフ・グリーンが壁に激しくクラッシュ。この日4度目のイエローコーションとなった。
燃料は最後まで持つ計算であったが、スティント終盤のタイヤ摩耗によるグリップ低下が激しいこともあり、上位勢は全車このコーションでピットイン。全車タイヤを4本交換し、ほぼ順位の変動ないまま、残り7周での再スタートとなった。
2列目イン側の3位につけていたKy.ブッシュは、再スタートでハーヴィックに続き、2位に浮上すると、激しいサイド・バイ・サイドでの首位争いを展開。何度か前には出かけるものの、完全にパスするまでには至らず。2台のバトルはファイナルラップまで続いた。
ファイナルラップを示すホワイトフラッグが振られた後、テール・トゥ・ノーズ状態からアウトへとラインを変え、最後の逆転を狙ったKy.ブッシュだったが、0.579秒及ばず、2位でチェッカーを受けた。
この結果、オーナーポイントでは54号車は首位の22号車との差を11ポイントまで詰めることとなった。
次戦第25戦は9月6日(金)、リッチモンド・インターナショナル・レースウェイで行われる。
ドライバー カイル・ブッシュ
「今日の我々の“トヨタ カムリ”は好調だった。特に最初のスティントは良かった。しかし、最初のピットの後、激しいオーバーステア症状に見舞われ、次のピットで調整したが、完全には直らなかった。このため、フェンスに接触してしまったが、その後の調整で調子を取り戻すことが出来た。今日の我々の“トヨタ カムリ”は3番目の速さだったと思う。33号車(ケヴィン・ハーヴィック)と22号車(ジョーイ・ロガーノ)の後につき、7周を残しての最後のリスタートでの逆転を狙い、若干の調整を行ったが十分ではなかったようだ。ケヴィンのアウトサイドからパスを狙ったがブロックされ、壁にヒットしてしまったが、何とかクラッシュは免れた。これもレースだ」
