2015年F1第9戦イギリスGPの公式予選Q1は、フェラーリのキミ・ライコネンがトップタイムを記録した。順位結果は以下のとおりとなっている。
決勝のグリッドを決める予選ファーストラウンドのQ1は時折強い風が吹き付けるものの、セッションは終始ドライコンディションで行われた。スタート時(現地時間13時)の気温は22度、路面温度は36度を記録。18分間のQ1では全20台のうち上位15台がQ2へ進出する。
セッションのスタートが切られると、ハードタイヤを履いたメルセデスの2台が早くもトップタイムを奪い合う展開となり、まずは1分33秒475を記録したニコ・ロズベルグがチームメイトを抑えてトップに立つ。
その後、セッションが後半に差し掛かると、最初にハードタイヤを履いていたフェラーリなどの上位勢も徐々にミディアムタイヤへスイッチし、ここでライコネンがトップタイムを100分の5秒更新。チームメイトのセバスチャン・ベッテルもメルセデスの2台に割って入る3番手に浮上した。
ハミルトンの後ろ5番手にはハードタイヤのバルテリ・ボッタスが続き、さらにフォース・インディアのセルジオ・ペレスを挟んでレッドブルの2台もミディアムタイヤを温存して7、8番手につけた。
一方、Q1突破をかけた争いでは、マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソとジェンソン・バトンが最後までノックアウトゾーンを抜け出せず、ザウバーのフェリペ・ナッセやマノーの2台とともに脱落となった。