2015年F1第11戦ベルギーGPの公式予選Q1は、メルセデスAMGのルイス・ハミルトンがトップタイムを記録した。
決勝のグリッドを争う予選ファーストラウンドのQ1は現地時間14時から。天候は晴れでセッション開始時の気温は23度、路面温度は39度を記録した。18分間で争われるQ1は、全20台のうち上位15台がQ2に進出する。
セッションが始まると、まずはミディアムタイヤを履いたメルセデス勢が1分49秒台のタイムでトップ2に並び、ニコ・ロズベルグがチームメイトを抑えて序盤をリード。続く3番手にフェラーリのセバスチャン・ベッテル、4番手にウイリアムズのバルテリ・ボッタスがつける。
しかし、その後は各車がソフトタイヤへスイッチし始め、フェラーリのキミ・ライコネン、フォース・インディアのセルジオ・ペレスらがトップタイムを更新。その他のドライバーも次々にベストタイムを塗り替える展開となった。
だが、終盤に再びミディアムタイヤでアタックしたメルセデス2台がライバルを一蹴。ハミルトンが1分48秒908でトップに立つと、チームメイトのロズベルグも僅差で2番手につけた。
3番手はペレス。ウイリアムズのバルテリ・ボッタスが最後にソフトタイヤで4番手タイムを記録。トロロッソのカルロス・サインツJr.に続いてフェラーリのベッテルとライコネンも6番手と7番手につけた。
マクラーレン・ホンダは、ジェンソン・バトンがトップから2秒070差、15番手のマックス・フェルスタッペンからは1.1秒差の17番手。直前のフリー走行を走れなかったフェルナンド・アロンソもトップから2秒512差の18番手となり、2台揃ってノックアウト。マノーの2台、そしてザウバーのフェリペ・ナッセもQ1脱落となっている。