17台で争われたブラジルGPの予選Q2は、レッドブルのマーク・ウエーバーがトップタイムをマーク。BMWザウバーの小林可夢偉は12番手に終わりQ2で敗退となった。
セッション開始までの間に一度弱い雨が降ったため、Q2序盤は再び浅溝のインターミディエイトタイヤでのアタックとなる。
しかし、そうしたなかでもレッドブル勢だけは終始一貫した速さを見せ、セッション終盤までウエーバーとベッテルのふたりがトップタイムを奪い合った。
一方、Q3進出をかけた争いでは、終盤のアタックで激しくポジションが入れ替わる。ジェンソン・バトン、フェリペ・マッサの上位勢もタイムが伸びず、さらにQ1を5番手で突破したザウバーの可夢偉もトップ10圏外から猛アタックをかける。
しかし、可夢偉は一旦9番手に上がるものの、ライバルのタイムアップでポジションを落とし、結局12番手でチェッカー。バトンも最後にマッサに10番手の座を奪われ、ノックアウトとなってしまった。
11番手以下はバトン、可夢偉、ニコ・ロズベルグ、ハイミ・アルグエルスアリ、セバスチャン・ブエミ、ニック・ハイドフェルド、ビタントニオ・リウッツィで確定。
トップタイムでQ3に進出したのはウエーバーでタイムは1分18秒516。2番手にもベッテルが続き、レッドブル勢が1-2。3番手はクビカとなった。