2013年F1第17戦アブダビGPの公式予選Q2は、メルセデスのニコ・ロズベルグがトップタイムを記録した。順位結果は以下のとおり。
Q1に続いて行われたセカンドラウンドのQ2は全16台が15分間のタイムアタックを行い、上位10台までが最終ラウンドのQ3に進出する。セッション開始時の気温は31度、路面温度は34度を記録した。
全16台がコースインからユーズドのソフトタイヤを投入したQ2。セッションはロズベルグが1分40秒台前半のタイムをマークするなど、序盤からハイレベルなバトルが繰り広げられる。
全車ファーストアタックを終えた時点のオーダーは、ロズベルグ、ルイス・ハミルトン、セバスチャン・ベッテル、キミ・ライコネンで、ここまでが1分40秒台。以下、マーク・ウエーバー、ニコ・ヒュルケンベルグ、フェリペ・マッサ、ロメイン・グロージャン、セルジオ・ペレス、ジャン-エリック・ベルニュと僅差で続いた。
セッション終盤、暫定トップ3はアタックを行わず、そのままQ3に進出。一方、新品のソフトタイヤを投入したマーク・ウエーバーが3番手につけ、セルジオ・ペレスも5番手。6、7番手にはロータス2台を上回ったトロロッソのダニエル・リカルドとザウバーのニコ・ヒュルケンベルグがつけた。
Q3進出最後のポジションをかけた争いは、苦戦のフェラーリ2台の争いとなったが、最後にチェッカーを受けたアロンソはマッサのタイムを上回ることができず、今季初のQ2敗退を喫した。