2013年F1第19戦ブラジルGPの公式予選Q2は、ロータスのロメイン・グロージャンがトップタイムを記録した。順位結果は以下のとおり。
Q1に続いて行われたセカンドラウンドのQ2は全16台が15分間のタイムアタックを行い、上位10台までが最終ラウンドのQ3に進出する。天候は雨。セッション開始時の気温、路面温度はともに19度を記録した。
引き続きウエットコンディションでスタートしたQ2は、Q1同様コースコンディションの悪化を前にタイムを出そうと各車序盤からアタック。全車インターミディエイトを装着するなか、レッドブルのセバスチャン・ベッテルを先頭に、ニコ・ロズベルグ、マーク・ウエーバー、ルイス・ハミルトン、フェルナンド・アロンソ、ジャン-エリック・ベルニュ、ヘイキ・コバライネン、フェリペ・マッサ、ダニエル・リカルド、グロージャンまでがトップ10につけた。
しかし、セッション終盤を迎えると、徐々にポジションを上げてくるマシンが現れ始め、残り2分のタイミングでロータスのグロージャンがトップに浮上。アロンソも3番手、マッサ7番手、ザウバーのニコ・ヒュルケンベルグも10番手にポジションを上げた。
一方、ノックアウトゾーンに押し出されたコバライネン、ディ・レスタらは最後までアタックを続けたがトップ10復帰はならず。終始トップ10圏外と苦しんでいたマクラーレン勢もセルジオ・ペレスがクラッシュを喫して脱落。ジェンソン・バトンも15番手に沈んだ。