F1第13戦シンガポールGPの公式予選Q2では、セバスチャン・ベッテルがトップタイムをマークしている。
Q1から勝ち上がった16台が15分間のアタックを行うQ2。ここでトップ10入りを果たしたドライバーのみがポールポジションをかけて争うQ3へと駒を進めることができる。
このセッションでは、キミ・ライコネンを筆頭に、各マシンともセッション開始直後からスーパーソフトタイヤを投入。まずはメルセデスの2台がこの週末初となる1分43秒台に入れるタイムで上位2位を独占する形となった。
ただ、セッション終盤の残り5分を切ってからレッドブル勢がようやくアタックへと向かうと、ベッテルが後続を大きく置き去りにする1分42秒905のタイムを記録して首位に。チームメイトのマーク・ウエーバーも1分43秒台にとどまるなか、ベッテルがこのセッショントップとなった。
ノックアウトゾーン近辺では、各マシンが最終アタックを行うなか、エステバン・グティエレスが7番手のタイムでQ3に進出。一方でニコ・ヒュルケンベルグやジャン-エリック・ベルニュらは他のマシンに押し出される形で敗退。また、最終アタック直前まで11番手だったキミ・ライコネンはタイムアップを果たすも10番手のタイムに及ばずにここでセッションを終えた。加えて、セルジオ・ペレス、エイドリアン・スーティル、バルテッリ・ボッタスもQ3進出はならなかった。