2014年F1第18戦ブラジルGPの公式予選Q2は、メルセデスAMGのニコ・ロズベルグがトップタイムをマークした。各車のタイムと順位は以下のとおり。
セカンドラウンドのQ2も、予選フォーマットの変更によりQ1を突破した14台が15分間のタイムアタックを行い、上位10台が最終ラウンドのQ3に進出する。
依然としてドライコンディションが続くなか、全車ソフトタイヤでスタートしたQ2も、直前のQ1でチームメイトを抑えたロズベルグがファーストアタックでQ1ベストを塗り替える走りでトップに立つ。一方、序盤のハミルトンはロズベルグからコンマ4秒差、3番手のバルテッリ・ボッタスとは100分の4秒差の2番手につけた。
レッドブルのダニエル・リカルドは終盤のワンアタックで8番手につけ、チームメイトのセバスチャン・ベッテルもキミ・ライコネンを上回って6番手を獲得。上位では早々とピットに戻ったハミルトンのタイムをウイリアムズ2台が更新し、母国グランプリのフェリペ・マッサが首位のロズベルグに100分の4秒差まで迫る2番手タイムを刻み、スタンドを埋めた地元ファンから大歓声を受けた。
9番手タイムでQ1を突破していたザウバーのエステバン・グティエレスは、10番手のフェルナンド・アロンソにコンマ3秒届かず、惜しくも11番手でノックアウト。ニコ・ヒュルケンベルグ、エイドリアン・スーティル、そしてパワーユニットのペナルティで7グリッドの降格が決まっているダニール・クビアトもタイムアタックを行わずに、Q2で姿を消した。