2013年F1第2戦マレーシアGPの公式予選Q2は、メルセデスのニコ・ロズベルグがトップタイムを記録した。
Q1に引き続き行われた予選Q2は全16台が15分間でタイムアタックを行い、上位10台が最終ラウンドのQ3に進出する。Q2開始時の気温は32度、路面温度41度を記録した。
ドライコンディションの中、全車ミディアムタイヤでのアタックとなったQ2は、開始後間もなくして天候が急変。残り10分あたりから徐々に雨足が強まったため、早めのタイムアタックが功を奏す結果となり、逆にその影響を受けたフォース・インディア勢は、先にアタックを行ったエイドリアン・スーティルと雨中のアタックを強いられたポール・ディ・レスタで大きく明暗を分けてしまった。
トップタイムはメルセデスのニコ・ロズベルグで2番手にマーク・ウエーバー、3番手にルイス・ハミルトンが続き、フェラーリ、マクラーレン勢も揃ってQ3に進出した。
一方、先述のディ・レスタは雨のなかで何度かアタックを試みるもコースオフやスピンを喫し、有効なタイムを計測できず。その他、ロータスのロメイン・グロージャン、ウイリアムズのパストール・マルドナド、トロロッソのダニエル・リカルド、ザウバーのニコ・ヒュルケンベルグとエステバン・グティエレスもノックアウトされる結果となった。