2015年F1第11戦ベルギーGPの公式予選Q2は、メルセデスAMGのニコ・ロズベルグがトップタイムを記録した。
全車がソフトタイヤでアタックしたQ2は、直前のQ1でもトップ2につけたメルセデス勢が早々と1-2態勢を築き、ニコ・ロズベルグが1分47秒台に入れてトップ。チームメイトのハミルトンも僅差で2番手につけるなど、2台は最初のタイム計測でQ3進出を確実なものとする。
一方、ライバルのフェラーリはキミ・ライコネンにまたもトラブルが発生。油圧系に問題が発生したライコネンはコース上でマシンを止めることなり、10グリッド降格でQ2を回避したマックス・フェルスタッペンの前、14番手に。チームメイトのセバスチャン・ベッテルも3番手につけたが、メルセデスとは約コンマ8秒の大差がついた。
朝のフリー走行で5番手だったフォース・インディアのセルジオ・ペレスはここでも好調をキープし、ベッテルに100分の3秒差の4番手。またメルセデスのパワーユニットを搭載するロータス勢も、パストール・マルドナドとロマン・グロージャンがウイリアムズのフェリペ・マッサに続く6番手と7番手につけ、2台揃ってQ3に進出した。
以下、ダニエル・リカルド、バルテリ・ボッタス、カルロス・サインツJr.までがQ2を突破。逆にフォース・インディアのニコ・ヒュルケンベルグとレッドブルのダニール・クビアトは僅差でQ3を逃す結果となっている。