ドライバーズ選手権とコンストラクターズ選手権の両方でそれぞれ1位と2位に立っているレッドブル・レーシングとマクラーレンが、一番のライバルはランキングで3番手のフェラーリだと述べている。
フェルナンド・アロンソはイタリアGPでポール・トゥ・フィニッシュを飾り、ランキング首位のマーク・ウエーバーから21点差の3位に浮上、タイトル争いに踏みとどまった。フェラーリは今季中盤は低迷したものの、この4戦では全チーム中最も多くのポイントを獲得している。
「我々にとって最大の脅威はフェラーリだと思う」とレッドブル・レーシングのチームプリンシパル、クリスチャン・ホーナーはシンガポールGPを前に語ったとautosport.comが伝えている。
「彼らのマシンは速いし、シーズン後半においては我々に最も近いライバルだ」
「彼らはバレンシアやシルバーストンなど、シーズン中盤には不運に見舞われた。しかしホッケンハイムでは速かったし、ブダペストでも我々に最も近かった。スパではうまくやれなかったが、モンツァでは再び速さを見せた。したがってフェラーリが最大のライバルであることは間違いない」
一方、マクラーレンのルイス・ハミルトンも、フェラーリが一番のライバルであると述べている。
「誰が一番のライバルかって皆に聞かれるんだ。もちろんチームメイトのジェンソン(・バトン)、フェルナンド、それからたぶんマーク(・ウエーバー)もだ。彼はポイントリーダーだからね」
「フェラーリはパフォーマンスを上げてきたし、今かなりコンペティティブみたいだ。現時点では彼らが僕らの最大のライバルだと考えているよ」