レガシィB4 GT300、17位から追い上げて8位完走
2011年6月19日(日) 第3戦 SUPER GT International Series MALAYSIA
6月18日〜19日にSUPER GT第3戦セパンラウンドがマレーシア・クアラルンプール郊外のセパンインターナショナルサーキットで開催され、予選17位から決勝レースをスタートしたレガシィB4 GT300は、8位まで追い上げて完走。選手権ポイントを獲得した。
18日土曜日に行われた公式予選では、佐々木孝太がクォリファイを済ませる前にギヤボックスにトラブルが発生。予選を通過することができずに、時間終了となった。チームはその後トラブルを修復し、日曜日朝に行われたウォームアップ走行で基準タイムをクリア。決勝レースへの出走が認められる。
46周 250kmで行われた決勝レースは、曇り空の下、現地時間16時からスタートした。スタートドライバーの佐々木孝太は、グリーンライトの点灯とともに猛ダッシュをかけ、オープニングラップに一躍10位にまでポジションアップを果たした。佐々木は、その後も上位進出をかけてアグレッシブなドライビングを続けた。26周目まで引っ張ってピットインし、後半を担当する山野哲也にマシンを託した。11位でレースに戻った山野も安定したラップタイムで走行し、8位でチェッカーフラッグを受けた。
R&D SPORTチーム代表の本島伸次は、「駆動系トラブルが出て、17位スタートとなってしまいましたが、(佐々木)孝太が頑張って良い位置までクルマを進めてくれました。その後は中盤グループからなかなか抜け出すことが難しかったので、まだまだパフォーマンスアップが必要と感じました。その中での8位入賞は、良い結果だったと思います」と語っている。