2011 スーパー耐久シリーズ第1戦 SUGO
開催日: 5月28日・29日
コース:スポーツランドSUGO
チーム:RSオガワ ADVAN ランサー
ドライバー:大橋正澄・阪口良平・松本武士

こんにちは。#20RSオガワADVANランサーのCドライバーを勤める松本武士です。東日本大震災の影響で、約1ヶ月半延期になったスーパー耐久シリーズ。SUGOを舞台に無事に開幕となりました。スーパー耐久に初参戦の松本武士の目線から、ざっくりとレースの様子をお届けしようと思います。

・5月27日 練習走行
チームの皆さんと今年初の顔合わせ。皆さんと挨拶を交わし、準備を進めます。この日は雨が心配されていましたが、何とか全てのセッションをドライコンディションで走行が出来ました。走り始めからマシンは好調でした。チェック走行を終えてからは、大橋選手、阪口選手は初走行の僕に気を使ってくださり、たくさん走行時間を譲っていただきました。

・5月28日 公式練習
この日もドライコンディションでの走行ですが、時折雨がパラつき、路面をうっすら濡らします。そんな難しいコンディションのなか、大橋選手、阪口選手がトラブルも無く快調に走行します。僕も少しずつですが慣れていき、タイムを安定させていきます。
マシンのフィーリングはよく、大橋選手、阪口選手が好タイムをマークし、初参戦の僕もドライではまずまず乗れてきたので、最後のセッションはあまり走らず、ドライバー交代の練習を行い、早めにサーキットを後にし、体を休めてリラックスしました。

・5月29日 予選
ST-2クラスは8台による争いとなりました。現役GTドライバーも多数参加する非常にレベルの高いクラスです。
予選はAドライバーとBドライバーのベストタイムの合計で決まります。この日のコンディションはウェット。僕は2人の先輩ドライバーの戦い方を見て勉強させていただきました。マシンのオーバーステアに悩まされながらも、2番グリットを獲得。チャンピオンチームらしい強さと速さを発揮。さすがだなと思いました。Cドライバーの僕は、決勝に向けてのマシンのウェットコンディションでのセットを確認する重要な仕事をさせていただきました。

・決勝
出来る限りのオーバーステア対策を施して、雨の降る中、スタートドライバーの阪口選手がピットを出発します。グリッドで声をかけて、残るドライバー2人とスタッフはピットでモニターを見て見守ります。スタート直後からエンドレスの車両と激しいトップ争いを展開します。1時間半ほど走り、大橋選手に交代。引き続きトップ争いを展開します。40分ほど走行し、Cドライバーの松本武士に交代します。新人の僕に出来ることは、チームやパートナーのドライバー2人に、迷惑をかけないように壊さず最後まで走りぬくこと。受け取ったこの順位を守ることです。少しずつペースを上げて走っていると、霧が深くなっていき、SCが入ります。残念なことに、そのまま赤旗終了。あまり走れなかったのが残念ですが、2位表彰台です。僕にとってはデビュー戦で2位獲得です。

S耐はスプリントレースと違って、チーム全体の団結力、ドライバーのチームワークが大切だなと感じました。RSオガワにはそれがあると感じました。そのチーム力を崩すことの無いように、僕はこれからたくさんのことを学んでいかなければいけません。凄くたくさんのことを経験できた開幕戦でした。次戦富士は優勝を期待してください。引き続き応援宜しくお願いします。開幕からたくさんの応援有難うございました。

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