スーパーGT第5戦SUGOは午後の公式予選が行われ、第4戦セパンの勝者HASEMI TOMICA EBBRO GT-Rがトップタイムをマークした。GT300クラスはHANKOOK PORSCHEがトップだった。
午前中に比べてさらに青空が広がり、非常に暑いコンディションとなった午後の公式予選。序盤から上位を争ったのは、ポイントリーダーのHIS ADVAN KONDO GT-R、前戦のウイナーHASEMI TOMICA EBBRO GT-RのGT-R勢、さらにENEOS SC430、、DUNLOP SARD SC430のSC430勢も好調ぶりをみせる。
序盤の25分は混走、続く10分はGT300クラスの専有となるが、GT300は第3戦でもトップを争ったダイシン アドバン FerrariとARTA Garaiyaの激しいトップ争いとなる。ARTA Garaiyaがトップタイムをたたき出せば、ダイシン アドバン Ferrariがやり返すという展開になるが、チェッカー間際にトップをさらっていったのは、鈴鹿以外の登場となるHANKOOK PORSCHE。見事トップでスーパーラップ進出を果たすこととなった。なお、GT300クラス注目の初音ミク Studie GLAD BMW Z4は、1分29秒122というベストタイムだった。
続くGT500クラスは、セッション中盤から激しくポジションが上下する。中盤まではMOTUL AUTECH GT-Rがトップだったが、ENEOS SC430がその時点で他車を一気に突き放すタイムをマーク。しかし、KRAFT SC430がそれに続き、さらにHASEMI TOMICA EBBRO GT-Rが一気にトップへ！ これで全戦ウイナーのHASEMI TOMICA EBBRO GT-Rがトップでスーパーラップ進出を果たした。
苦戦を強いられたのはNSX勢で、8番手にかろうじてROCKSTAR童夢NSXが入り、NSX勢で唯一のスーパーラップ進出。他の4台は下位に沈むこととなってしまった。
スーパーラップは15時40分にGT300クラスからスタートする予定だ。
