全日本選手権スーパーフォーミュラを運営する日本レースプロモーション(JRP)は26日、都内で今季の開催概要発表会を行い、同時に今季8月に韓国のインジェ・オートピアで開催する第5戦について、調印式を行った。
今季から名称も新たに、スーパーフォーミュラとして開催される国内トップフォーミュラ。26日に行われた開催概要発表会では、今季のカレンダーとともに、8月24日〜25日に韓国で開催されるスーパーフォーミュラ第5戦の開催が、改めて発表された。
JRPの白井裕社長は、「アジア最速のフォーミュラレースを開催するという面でスーパーフォーミュラに共感をいただき、モータースポーツの普及、交流という面でお話をいただいた」と挨拶JAF日本自動車連盟から樋山良毅モータースポーツ部長、JRPの中嶋悟会長、韓国江原道麟蹄郡のイ・ソンスン郡守、インジェ・オートピアのチョン・ピームー代表取締役社長、コリア・オートモービル・レーシング・アソシエイション(KARA)のウ・ヨンスレーシングディレクターが出席し、調印式が行われた。
今回締結された開催の調印では、今後の韓国でのスーパーフォーミュラ開催に向け、最大限の努力が払われることが明らかにされたほか、契約の年数が3年であることが発表された。
「韓国のモータースポーツは持続的に成長しており、国民の関心も増しメジャースポーツとなりつつある。この環境の中で、スーパーフォーミュラを開催することは今後の韓国のモータースポーツ文化をさらに成長させてくれると確信している」とチョン・ピームー社長。
インジェ・オートピアは、今季スーパーフォーミュラ、そしてアジアン・ル・マン・シリーズの開催を目指しており、現在サーキットの完成に向けて作業が進んでいる。