7月10日〜11日に富士スピードウェイで開催されている全日本選手権スーパーフォーミュラの新シャシー、SF14のシェイクダウンは2日目を迎え、トヨタ、ホンダの両エンジン搭載車が走行を続けた。最終的に、中嶋一貴がドライブしたトヨタエンジン車が1分24秒697というベストタイムをマークしている。

 炎天下で迎えた1日目に続き、やや雲はあるものの晴天で迎えたSF14のシェイクダウン2日目。初日に発生した電気系のトラブルも解消し、2日目午前は2台とも4〜6周くらいの周回を繰り返し、ピットイン〜アウトを繰り返した。ただ、ガレージに車両が収められるとすぐにシャッターが閉められるのは前日同様。緊張感のある中でテストが推移した。

 2日目の午前は、一貴が駆るトヨタエンジン車が36周を周回。1分26秒727というタイムをマーク。伊沢拓也がドライブしたホンダエンジン搭載車は30周を周回し、1分28秒205というタイムでセッションを終えた。

 午後も引き続き酷暑の中、14時5分にセッションがスタート。セッション開始4分後にホンダエンジン車がコースインするも、計測1周でピットインを2回実施。その後、14時半頃にトヨタエンジン車がコースインし、そこからは午前同様に周回が重ねられた。

 初日に連続周回を先に開始するなど、今回のシェイクダウンテストで好調な感じを受けるのは、一貴のトヨタエンジン車。ストレートスピードもトヨタエンジン車に分がある印象で、午後に大きくタイムを伸ばしたのは一貴。セッション後半に1分24秒697というタイムをマークしてみせた。現行のSF13シャシーが昨年の富士の予選Q1でマークしたベストタイムは、一貴自身の1分25秒907というタイム。コンディションのいいオフのテストでも、1分22秒366というタイムが最速だ。

 最終的に、2日間のベストは一貴のトヨタエンジン車が1分24秒697、伊沢のホンダエンジン車が1分26秒946というタイムをマーク。午後はホンダエンジン車が37周、トヨタエンジン車が28周をこなしている。

 この後SF14は7月31日〜8月1日にツインリンクもてぎで、9月11日〜12日に鈴鹿サーキットで、9月30日〜10月1日にスポーツランドSUGOで、11月7日〜8日には再び鈴鹿でテストが予定されている。

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