全日本選手権スーパーフォーミュラを運営する日本レースプロモーション(JRP)は13日、今月18日(水)~19日(木)に富士スピードウェイで開催されるSF14の開発テストとルーキーテストの概要を発表した。ルーキーテストには、若手ドライバーと並んで経験豊富な外国人ドライバーも名を連ねている。
来季からの新シャシーSF14に、ホンダ、トヨタの開発する2リッター直噴ターボエンジンを搭載し、今年7月から行われてきた開発テスト。第6回目となる今回は、ホンダから中嶋大祐、トヨタからはジェームス・ロシターが初参加。SF14のテスト経験を持つ山本尚貴と中嶋一貴も、それぞれホンダ車、トヨタ車をドライブする。
また今回は、同じ日程で現行マシンのSF13を用いてルーキーテストが開催。4チームから5人のドライバーが参加することとなった。
KCMGからは、今季の全日本F3選手権でチャンピオンを獲得した中山雄一が参加。また、全日本F3 Nクラスをランキング2位で終えたナニン・インドラ・パユーングも、P.MU/cerumo・INGINGのマシンをドライブする。
KYGNUS SUNOCO Team LeMansからは、元F1ドライバーで、2001年には当時のフォーミュラ・ニッポンへの参戦経験もあるナレイン・カーティケヤンが参加。NAKAJIMA RACINGからは、WEC世界耐久選手権で今季のLMP2王者に輝くとともに、先日行われたスーパーGT500クラスのセパンテストでEpson HSV-010をドライブしたベルトラン・バゲットと、インドMRFチャレンジシリーズなどで活躍する陣川雄大のふたりが参加することになっている。