岡山国際サーキットで行われているスーパーGT公式合同テストは1日目午後のセッションが行われ、ウエットからドライに変化するコンディションの中、カルソニックIMPUL GT-Rが唯一1分22秒台に入れトップタイムをマークした。

 午前のセッションは霧も残りウエットコンディションで推移したものの、昼過ぎに雨は上がり、14時からのセッションは曇り空でのスタートとなった。走行が進むにつれてコンディションは回復し、路面は少しずつドライへ。各車が装着するタイヤもウエットからスリックへと替えられていった。

 ラップタイムも向上していき、タイムは午前中から向上。途中、triple a Vantage GT2がバックストレートでストップしたが、自力でコースに戻ることに。その他にもわずかなコースアウトなどは各所であったが、大きなクラッシュには至らなかった。

 路面が回復していく中、終盤には各車アタックを開始するが、そんな中午前中もクラッシュを喫したGSR ProjectMirai BMWが1コーナー出口でクラッシュ。この回収のため、このセッション唯一の赤旗が提示される。

 終盤までGT500クラスのトップに立っていたのは、午前中2番手だったS Road REITO MOLA GT-Rだったが、赤旗再開後、残り5分で行われたアタックでジョアオ-パオロ・デ・オリベイラ駆るカルソニックIMPUL GT-Rがトップに浮上。次いでウイダーHSV-010が2番手に。3番手にはMOTUL AUTECH GT-Rが続くこととなった。

 レクサス陣営の最上位はZENT CERUMO SC430の4番手。次いで、ロイック・デュバルがWECセブリングに参戦しているため中嶋一貴がひとりでセッションをこなすこととなったPETRONAS TOM'S SC430が5番手となった。

 GT300クラスは、前年王者のGSR初音ミクBMWがトップタイムをマーク。2番手にGAINER DIXCEL R8 LMS、3番手にART TASTE PORSCHE、4番手にS Road NDDP GT-Rと、FIA GT3規定のマシンが上位を占めた。JAF-GT車両のトップはSUBARU BRZ R&D SPORTの5番手となっている。

 公式テスト前のスポーツ走行でマシンにトラブルを抱えたGREEN TEC & LEON SLSは、結局初日まったく走ることができず。午前中トップだったエンドレスTAISAN PORSCHEは午後走行できなかった。

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優羽ゆうは
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