スーパーGT第4戦SUGOは28日公式予選Q1が行われ、ENEOS SUSTINA SC430がトップでスーパーラップに進出を果たすことに。GT300クラスはエヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電がトップとなった。

 全国的に高温注意報が出されるなど、酷暑の中迎えたスーパーGT第4戦SUGOの公式予選1回目。14時30分からスタートするスーパーラップへ進出する10台のマシンを決めるセッションとなるが、GT300クラスではこの予選1回目で2台の“予選落ち”車両が現れる。

 15分ごとで行われる予選1回目のセッションのうち、前半のGT300クラスの予選では、途中IWASAKI MODAクロコ apr R8が馬の背立ち上がりでコースオフ。赤旗が提示されてしまい、IWASAKI MODAクロコ apr R8は赤旗の原因となってしまったため再アタックが禁止となってしまう。ただ、IWASAKI MODAクロコ apr R8はシード権を確保しているため予選落ちの心配はない。

 馬の背立ち上がりでは再開後もRacerbook Audi R8 LMSがコースオフ。すぐにコースに戻ったものの、最終コーナーの途中でコース上にストップ。再び赤旗が提示されてしまう。シード権のないRacerbook Audi R8 LMSは1分25秒台のタイムしか記録できておらず、これで予選落ちが確定する形となってしまった。

 一方、午前中のセッションでトラブルに見舞われていたR'Qs Vemac 350Rはこのトラブルが解決できず、この予選1回目でコースインできず。これでRacerbook Audi R8 LMSとR'Qs Vemac 350Rの2台が予選落ちを喫する形となってしまった。この2台は補欠にまわった場合、他のマシンがトラブル等によるリタイアを喫した場合繰り上がりで決勝に出場することができる。

 注目のトップ10争いは、エヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電がトップタイムをマークしSL進出。HANKOOK PORSCHE、apr HASEPRO PRIUS GTと続くこととなった。一方、今回がデビュー戦となる無限CR-Z GTはいきなり7番手でSL進出を果たす快挙を達成してみせた。

 一方で、GAINER DIXCEL DUNLOP R8は15番手、GSR初音ミクBMWは16番手と昨年のランキング上位のマシンがSL進出を逃す波乱が。この2台は決勝では中盤からのジャンプアップを目指すことになる。

 続くGT500クラスのスーパーラップは、なかなかコースインするマシンは現れず。残り時間8分を切ったあたりで続々とコースインし、チェッカーに向けてタイムを更新していくことに。そんな中、午前中トップのENEOS SUSTINA SC430がこのセッションでもトップタイムをマーク! カルソニックIMPUL GT-R、MOTUL AUTECH GT-Rと続く結果となった。

 このセッションではHSV-010勢はKEIHIN HSV-010が5番手に食い込んだものの、5台中3台がQ1落ちを喫することになってしまった。

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