スーパーGT第7戦オートポリスは予選1回目のセッションが行われ、午前中もトップタイムだったS Road MOLA GT-Rが唯一1分39秒台のタイムをマーク。トップでスーパーラップに進出した。2番手にはDENSO SARD SC430が続き、またもミシュラン勢がワン・ツーを占めている。
午前に続き快晴の下迎えたスーパーGT第7戦オートポリスの公式予選1回目。今回はスーパーラップ形式のため、このセッションでは予選基準タイムのクリアとスーパーラップ進出がテーマとなる。
序盤、GT500クラスのADVAN KONDO GT-Rのリヤハッチが外れかかったり、RUNUP SPORTS CORVETTEがコースアウト、クラッシュしたりといったトラブルがあったものの、各車が積極的にタイムをマーク。序盤はウイダーHSV-010がトップ、ENEOS SUSTINA SC430、KEIHIN HSV-010と続いていく。
クラス混走の時間帯の終わりかけに、GT500クラスはD'STATION KeePer SC430が2番手にタイムアップ。午前中トップのS Road MOLA GT-Rは4番手で混走の時間帯を終えた。
GT500クラスの占有走行では、石浦宏明がドライブするDENSO SARD SC430がいち早くアタックし、1分40秒台を叩きだしトップに浮上。一方、ブノワ・トレルイエがアタックしたMOTUL AUTECH GT-Rは、ヘアピンからダウンヒルストレートに入るところで体勢を乱しガードレールに接触。ガレージに戻ってしまった。
一方、トップの石浦のタイムにはなかなか届くマシンが現れなかったが、あっさりと更新してきたのはロニー・クインタレッリ駆るS Road MOLA GT-R! なんと唯一1分39秒台に入れるタイムで、トップで予選1回目を通過した。
結局DENSO SARD SC430が2番手に続き、またもミシュラン装着車がワンツー。KEIHIN HSV-010が3番手、ウイダーHSV-010が4番手に続いた。
GT300クラスは、混走の時間帯で#86JLOCランボルギーニRG-3がトップタイムをマーク。午前中トップのR&D SPORT LEGACY B4、エヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電と続いてクラス占有走行に突入した。
12時25分にスタートしたGT300の占有走行では、続々とタイムが更新されていく中、ZENT Porsche RSRがトップで予選1回目を通過。エヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電、JIMGAINER DIXCEL DUNLOP 458と続くトップ3になっている。ランキング首位の初音ミク グッドスマイル BMWは10番手でスーパーラップ進出を果たした。