スーパーGTのセパンテストは20日、マレーシアのセパン・インターナショナルサーキットで11台のマシンが参加して2日目の走行が行われた。晴天に恵まれた2日目もトラブルこそあったものの、各陣営がそれぞれのメニューをこなしている。

 オフシーズン恒例となっているこのセパンテストの2日目も晴天に恵まれ、午前9時から走行がスタート。ただ、開始30分というところでニッサン開発車の230号車GT-Rが縁石に乗ったところでキルスイッチが作動してしまったようでストップしている。また、ホンダ開発車の99号車NSXも電気系のトラブルで、開始2時間後に走行を開始した。

 午後のセッションは13時からスタートしたが、230号車が部品のトラブルで1時間遅れで走行開始。また、24号車GT-Rもエンジン補機類のトラブルでピットに長く留まることに。12号車GT-RもS字でエンジントラブルに見舞われた。終了間際には、100号車NSXがコースイン直前にストップして押し戻されるシーンも。

 今回のセパンテストでは、前半2日間を終えた後は1日の休息日をおき、22〜23日に後半のテストが行われる。前半の2日間では、1日目午前は100号車NSXがトップタイムをマーク。午後は230号車GT-Rがトップタイムとなった。2日目は午前が230号車GT-Rが、午後は32号車NSXがトップタイムとなっている。

 各メーカーのテスト内容としては、レクサス勢はデザインライン下部に新パーツを装着していることからも分かるとおり、空力やサスペンションのニューアイテムの評価を実施。ホンダは2014年仕様で走行し、タイヤテストを実施。また、ニッサンは昨年のトラブルに対するパーツの評価を行ったという。

 後半の2日間では、これまで走行した11台に加えて昨年GT300クラスでチームチャンピオンを獲得したGAINERの11号車メルセデスがセパンテストに合流する。また、レクサス勢では前半を担当した大嶋和也に代わって、後半は国本雄資がテストに加わることになる。

 なお、この2日間のテストで得られた情報をもとにしたGT500クラスの2015年ラインナップ、GT300クラスの最新ストーブリーグ情報については、1月30日発売のオートスポーツNo.1399で詳しくお届けする予定だ。

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