午前に引き続き曇天ながら、昼前後に日射しが出たこともあり、かなり蒸し暑いコンディションとなったスーパーGT第3戦セパンの公式予選1回目。スーパーラップに進出する10台を目指し、各クラス15分の走行が行われた。
まず走行が行われた15分のGT300クラスの予選1回目では、午前中も速さをみせていたポルシェ勢が上位に。HANKOOK PORSCHEが予選1回目トップに立ち、エンドレスTAISAN PORSCHEも4番手へ。また、EVANGELION RT TEST-01 PETRONAS Shidenが2番手に。マネパ ランボルギーニ GT3が3番手となった。
スーパーラップ初進出となったのは、5番手のGREEN TEC & LEON SLS。また、apr HASEPRO PRIUS GTもSL進出を果たすことに。JLOC勢は87号車も7番手でSL進出となった。GSR & Studie with TeamUKYOは0号車が9番手、4号車が10番手で、2台揃って予選1回目を突破している。
続いてコースインしたGT500クラス。セッション開始序盤は多くのマシンがコースに入らず、ピットでステイとなった。チェッカーに向けて各車アタックを展開していく中、午前中トップタイムをマークしたENEOS SUSTINA SC430がアタックへ。セクター1、2ともにベストタイムをマークしていくが、突如エキゾーストからもうもうと白煙が上がってしまう。
ドライブしていた大嶋和也はたまらずマシンをコースサイドに止めるが、オイルが出ていたか残り3分24秒という時点で赤旗が提示されることに。その時点でのトップは、早めにコースインしていたWedsSport ADVAN SC430。残り3分ということもあり、再開後一斉にマシンがコースに入り、アタックを敢行した。
まずWedsSport ADVAN SC430のタイムを更新したのはPETRONAS TOM'S SC430。さらにZENT CERUMO SC430がそのタイムを更新していく。結局、そのままチェッカーが振られ、ZENT、PETRONAS、WedsSportとSC430勢が上位3台を占めることとなった。
GT-R勢の最上位はMOTUL AUTECH GT-Rの4番手。HSV-010勢は3台がQ1突破ならずで、ランキング首位のRAYBRIG HSV-010が8番手で最上位となった。