スーパーGTの公式合同テストは17日、午前のセッションが行われ、GT500クラスはDENSO KOBELCO SC430が、GT300クラスはエンドレスTAISAN PORSCHEがトップタイムをマークした。

 朝から降り続いていた雨は走行開始直前には止んだものの、ウエットコンディションで迎えたスーパーGT公式合同テスト。今回は岡山国際サーキットのファン感謝デーも兼ねており、スタンドからファンが見守る中、午前9時30分に走行がスタートした。

 ウエット路面で気温がそれほど高くないため、各車テールスライドを繰り返しながら少しずつペースアップ。しかし、開始からしばらくしてGSR ProjectMirai BMWが1コーナー出口でコースアウト、タイヤバリアにクラッシュし、この回収のため赤旗提示。この間に雨は完全に止んだものの霧が発生し、しばらくコースチェックのため再開まで時間がかかることに。

 セッションが再開してからも滑りやすいコンディションは変わらず、#86JLOCランボルギーニRG-3がコースオフ。再度赤旗が提示される。しかし、その後は霧も晴れ、セッションは進行していった。

 ただ、そんな中でもコースアウトも多く、昨年のGT300チャンピオンチームであるGSR初音ミクBMWがピットロードでクラッシュ。マシンを破損してしまうことに。また、ヒトツヤマ・レーシングの20号車Racerbook Audi R8 LMSがダブルヘアピンでクラッシュ。GT500クラスでもRAYBRIG HSV-010やEPSON HSV-010がコースアウトした。

 そんな中、トップタイムをマークしたのはミシュランタイヤ装着のDENSO KOBELCO SC430。次いで昨年のGT500王者のS Road REITO MOLA GT-Rが2番手となった。3番手にはEPSON HSV-010が続いている。4番手にはウイダーHSV-010となった。

 GT300クラスは上位2台が1分40秒台のタイムをマーク。トップはエンドレスTAISAN PORSCHE、2番手には今季日本デビューのS Road NDDP GT-Rが続いた。3番手にはGSR初音ミクBMW、4番手にARTA Garaiyaが続き、JAF-GT車両の最上位となっている。ニューマシン勢ではSUBARU BRZ R&D SPORTが7番手、aprプリウスGTは途中トラブルでストップしたものの、ベストタイムでは10番手となっている。

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