GTアソシエイションは24日、8月6日〜7日に富士スピードウェイで開催されるスーパーGT公式合同テストの参加リストを発表した。GT500クラスは15台、GT300クラスは13台が参加する。

 年に4回が開催されるスーパーGT公式テストは、第1回の岡山、第2回の鈴鹿に続き、この富士テストが3回目。9月7日〜8日に開催されるスーパーGT第6戦富士を見据えてのものだ。GT500クラスは、シリーズにエントリーしている15台全車が参加。ドライバーもレギュラーが全員参加予定となっている。

 一方、GT300クラスは13台が参加予定。8台が第3ドライバーをエントリーさせているが、興味深いのはS Road NDDP GT-Rだ。7月19日〜20日に開催された鈴鹿テストでも、グランツーリスモとニッサンが共同で進めるドライバー育成プロジェクト『ニッサンGTアカデミー』初代王者のルーカス・オルドネスが登場し注目を浴びたが、今度は2名のGTアカデミー出身ドライバーが登場することになった。

 ひとりは、21歳のヤン・マルデンボロ。2011年に9万人のライバルを下しGTアカデミー・オンライントライアルのチャンピオンを獲得し、レーシングドライバーのキャリアを踏み出したドライバー。今季はF3ヨーロッパ選手権にも参加している。ちなみに、父親は元プロサッカー選手のスティーブ・マルデンボロで、ウォルバーハンプトンやスウォンジーで活躍した経歴をもつ。

 もうひとりは、マルデンボロと同じくニッサンGTアカデミー出身のアレックス・バンコム。イギリスのレースファミリー出身で、父のジョン、2007年のル・マン24時間LMP2クラスウイナーである兄のクリスともにレーシングドライバーとなった。今回の富士テストでは、6日にマルデンボロが、7日にバンコムがS Road NDDP GT-Rをドライブする。

 また、IWASAKI OGT Racing GT-Rには小林賢二が、Panasonic apr PRIUS GTには中山雄一が、ARTA CR-Z GTには野尻智紀が鈴鹿テストに続き乗り込む予定。DIJON RacingはDIJON Racing IS GT-Rに井上恵一と田中勝輝を起用する予定で、DIJONワコーズ エンドレスZ06R GT3には鶴田和弥を起用する。ENDLESS TAISAN PORSCHEとSUBARU BRZ R&D SPORTも第3ドライバー登録があるが、まだドライバー名はTBNとなっている。

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