21日、スーパーGTをプロモートするGTアソシエイションは、5月3日〜4日に富士スピードウェイで開催されるスーパーGT第2戦のエントリーリストを発表した。GT500、GT300の両クラスで第1戦同様39台がエントリーしている。
ゴールデンウイークの一戦となる第2戦富士は、例年多くのファンで賑わう注目のレース。また、レース距離が通常に比べ500kmと長く、2回のピットインが義務づけになるなど、耐久の要素も強いレースとなる。
そんな第2戦にエントリーしたのは39台。GT500クラスは前戦同様15台がエントリーしているが、ドライバーに変更がある。36号車PETRONAS TOM'S SC430は中嶋一貴に代わって、平川亮がジェームス・ロシターとコンビを組むことになった。
今回がスーパーGT500クラスデビュー戦となる平川は、すでにオフのテストでもレクサスRC Fのステアリングを握っているが、今季は一貴がWEC世界耐久選手権に参戦する第2戦・第3戦、またトムスの36号車・37号車のリザーブとして参戦することが決まっている。
GT300クラスでは、6台が500kmというレース距離もあり第3ドライバーを登録。そのうち、鶴田和弥、飯田太陽、ナニン・インドラ・パユーング、藤田竜樹はこれがスーパーGTデビューとなる。
一方で、GT300クラスもレギュラードライバーに変更が。21号車Audi R8 LMS Ultraは、リチャード・ライアンに代わってカルロ・バンダムが藤井誠暢とコンビを組むことになった。ライアンは今季、イギリスGT選手権にも参戦しており、今回の第2戦はイギリスGTロッキンガムと日程が重なっている。
第2戦からはウエイトハンデも課されはじめるが、戦力差がどう変化していくか注目が集まるところ。見逃せないレースとなりそうだ。