今週末、スポーツランドSUGOで開催されているスーパーフォーミュラ第6戦。そのレースに先立つ26日と27日に、宮城県仙台市と岩沼市の小学校3校で、SF参戦チーム、ドライバーが協力し『スマイル・キッズ at みやぎ』を開催した。
今年で3回目になるこの訪問イベントは、校内の5、6年生の児童を対象に行う社会科の補完的体験学習授業として、日本の基幹産業である「日本の自動車づくり」への理解を深めてもらうことを狙いとするもの。
今回はスーパーフォーミュラ参戦チームであるTOCHIGI Le BeaussetとTEAM無限が協力。監修役としてトヨタ自動車からモータースポーツ部の永井洋治氏(26日)、本田技研研究所MS開発室からは坂井典次氏(27日)が参加した。
26日の午前には岩沼市立岩沼小学校で、午後には仙台市立中山小学校で行われたイベントには、TOCHIGI Le Beaussetが参加。モータースポーツジャーナリストの小倉茂徳氏が進行役を務め、嵯峨宏紀、吉田正幸エンジニアが座学を実施。
その後体験実習を経て、最後に屋外で現役のスーパーフォーミュラマシン、SF13を使って解体説明が行われた後、エンジン始動のパフォーマンスを披露。どの小学校でもアンコールが寄せられるなど、子どもたちにも印象に残る体験学習となった。
27日には、今度はTEAM無限が仙台市立袋原小学校を訪問。山本尚貴、手塚長孝監督が講師を務め、同様に実車のSF13とともに体験学習を展開。子どもたちの目を輝かせた。