ムゼオ・チンクエチェント・レーシングチームは27日、2013年のスーパー耐久ST4クラスに、アバルト695アセットコルセで参戦すると発表した。

 このムゼオ・チンクエチェント・レーシングチームは、愛知県にある自動車博物館『チンクエチェント博物館』を母体とするチーム。同館代表の伊藤精朗がチームオーナーおよび運営プロデューサーを務め、ドライバーはチーム監督を兼任する福山英朗、桧井保孝、そして大文字賢浩が務める。福山と桧井は、昨年3カ所で開催されたアバルト・ドライビングファンスクールの講師を務めていた。

 注目のマシンは、伝説的なハイパフォーマンスブランドとして知られるアバルトが2011年のボローニャモーターショーで発表したレース専用車、アバルト695アセットコルセ。イタリア本国をはじめヨーロッパでのワンメイクレース用車両として使用されており、205馬力を発生する1368ccの直列4気筒ターボエンジンを搭載。6速シーケンシャルミッションと組み合わされる。排気量換算では2000ccを超えるが、特認でインテグラやS2000、トヨタ86などが集うST4クラスにエントリーすることになるという。

 2007年のアバルトブランド復活以後、アバルト車が公式レースに正式参戦するのは世界的に見ても今回が初めてと考えられており、「日本から新たなアバルトの歴史、そしてレース文化を発信できるものと、チーム一同が期待いたしております」とムゼオ・チンクエチェントでは述べている。

 チームは2013年のスーパー耐久国内戦の全6戦に参戦する予定だという。

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