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F1ニュース

投稿日: 2009.04.20 00:00
更新日: 2018.02.15 12:56

TDP(トヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム)レポート 【4月20日号】


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TDP(トヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム)レポート 【4月20日号】

SUPER GT第2戦鈴鹿で石浦/大嶋組SC430が7位、
井口/国本組カローラアクシオが9位で2戦連続ポイント獲得

F1世界選手権
 F1世界選手権の第3戦中国GPが中国の上海インターナショナルサーキットで4月17日(金)から19日(日)にかけて開催された。今季のF1にはTDPドライバーの中嶋一貴(AT&Tウィリアムズ)が参戦している。

 17日(金)のフリー走行では、午前中はタイヤに違和感を感じ19位に終わった中嶋であったが、午後のセッションでは改善され、7番手。18日(土)のフリー走行でも、8番手タイムをマークし、予選に挑んだ。
 予選では、15番手でQ1を通過した中嶋だったが、Q2でタイムを伸ばすことが出来ず、15番手となりQ3進出はならず。他車の降格により決勝には14番手グリッドから挑むこととなった。

 19日(日)は強い雨に見舞われ、決勝レースはヘビーウェットコンディションの下で行われた。
 14番手からスタートした中嶋は、前走車の水煙に視界が遮られ、グリップ確保も困難な悪状況で、何度かコースアウトを喫しながらもレースを続行したが、44周目にトランスミッショントラブルに見舞われピットイン。コースへ戻ることなくレースを終えた。

SUPER GT
 4月18日(土)、19日(日)の両日、SUPER GTの第2戦が三重県の鈴鹿サーキットで開催された。今シーズンの同シリーズには、GT500クラスにレクサスチームとして石浦宏明、大嶋和也、平手晃平、GT300クラスに井口卓人と国本雄資、計5人のTDPドライバーが参戦している。

 18日(土)午前8時25分から1時間半にわたる公式練習を経て、午前11時20分から予選1回目がスタート。石浦/大嶋組のKRAFT SC430 35号車は、石浦がGT500クラス占有時間にソフトタイヤを装着してアタック。しかし、初めて装着したソフトタイヤでのセッティングが合わず、11番手。スーパーラップ進出はならなかった。平手の乗るDUNLOP SARD SC430 39号車は、パートナーのアンドレ・クートがアタックし、14番手となった。
 井口/国本組のCOROLLA Axio apr GT 74号車は、井口がアタックを担当したが、アタックに入った時に他車のコースアウトにより赤旗中断。その後もタイムアタックを続けたが、惜しくも9番手に終わり、スーパーラップへ進むことは出来なかった。

 19日(日)午後2時から決勝レースが行われた。35号車は大嶋がスタートを担当。スタートで最後尾まで順位を落としてしまったが、着実な走行を続け、27周目、7位までポジションを上げてピットイン。石浦に交代。全車がピットインを終えた時点で10位につけた。その後、1台に先行を許したものの、他車のクラッシュとペナルティにより、7位でレースを終えることとなった。
 39号車の平手は、後半を担当。やや早めの18周目にドライバー交代し、最下位からの追い上げとなった。安定したペースで周回を重ねた平手は、10位でフィニッシュし、今季初ポイントを獲得した。
 74号車は、井口がスタートを担当し、7位まで浮上。コンスタントなペースで周回を重ねたが、前を行くフェラーリを抜くまでには至らず。他車よりも遅いタイミングで27周目にピットイン。国本に交代し、8位でコースに復帰した。国本はピットアウト直後はオーバーステア傾向に見舞われ、一つポジションをダウン。しかし、その後はペースを戻し、追い上げを見せたが、終盤、セーフティカーが導入されたため、逆転は叶わず9位でチェッカー。2戦連続でのポイント獲得を果たした。
 


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