レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

スーパーフォーミュラニュース

投稿日: 2015.09.17 00:00
更新日: 2018.02.17 10:24

TEAM 無限、SF第5戦で次戦につながる7位入賞


シリーズ名:2015 全日本選手権スーパーフォーミュラ シリーズ第 5 戦
大会名:AUTOPOLIS SUPER 2&4 RACE 2015
距離:4.674km×54 周(252.396km)
予選:9月12日(土) 晴れ・観衆:6,980 人(主催者発表)
決勝:9月13日(日) 曇りのち晴れ・観衆:15,010人(主催者発表)

TEAM 無限、7位入賞でポイント獲得。次へつながる「決勝で強いクルマ」の方向性を見出す。

 9月12日(土)~13日(日)、全日本選手権スーパーフォーミュラ シリーズ第5戦が、大分県オートポリスインターナショナルレーシングコースで開催された。

 昨年、レースを運営する日本レースプロモーション(JRP)は、オートポリスが右回りのコースで給油を車両の左側から行わなければならず、新車のSF14にはその設備がないことを理由にレース中の燃料補給を行わない「無給油レース」とし、レースは46周、215.004kmという短距離で開催した。

 しかし今年はSF14に左側からの給油設備を設けることで通常のレースフォーマットに戻り、レースは昨年より8周多い54周、252.396kmで行われることになりピットイン義務も復活した。なお、燃料リストリクタースペックは昨年同様瞬間最大流量90kg/hとされた。(オーバーテイクシステムは、レース中5回にわたって最大流量を100kg/hへ増量する。)

9月12日(土)
■フリー走行 1回目
#16 山本 11位 1分28秒851

 12日土曜日午前10時から1時間にわたりフリー走行が行われた。上空には薄い雲がかかり薄日が射す天候。コースはドライコンディションである。#16山本は、昨年このコースで行われたシリーズ第5戦で見事ポールポジションを獲得している。チームはそのデータを基に、今年の状況を考慮した調整を一部加えたセッティングをマシンに施して持ち込んだ。しかし走り出すと#16 山本はフィーリングに納得がいかず、1分29秒台後半のタイムを記録するがピットへ戻ってセッティングの微調整を繰り返した。

 セッション後半、周囲のライバル車は1分28秒台前半へタイムを上げるが、#16 山本はセッティングに微調整を加えフィーリングを確かめる作業に徹し、23周を計測し1分28秒851に終わった。

■公式予選
#16 山本(Q1:10位 1分28秒209 Q2:10位 1分27秒790 Q3:DNS)

 3回のセッションにわたるノックアウト方式の公式予選は午後1時15分から始まった。コンディションは午前中同様、ドライコンディション。上空の雲は徐々に薄くなり時折日差しが照りつける。フリー走行でのフィーリングに納得がいかなかった#16 山本とチームは、予選のタイムアタックに向けて大幅なセッティング変更に踏み切った。しかしマシンの状態は期待したようには好転せず、20分間のQ1セッション前半を走った#16山本とチームはさらにセッティングを調整、セッション終盤のタイムアタックに備えた。#16 山本のタイムは伸びなかったものの、1分28秒209の10番手でQ2進出を決めた。

 Q2へのインターバルに、チームはさらにセッティングを調整したが、#16 山本の思うような状況にはならず、Q2セッションではトップタイムから0秒708後れた1分27秒790に留まり、順位は10番手で、Q3への進出はならなかった。この結果、#16 山本のスターティンググリッドは10番手に決まった。


関連のニュース