トヨタ・レーシング・デベロップメントUSA社長リー・ホワイトが、トヨタのF1撤退は、NASCARプログラムには影響しないと述べ、今後もNASCAR活動を継続していくことを改めて確認した。
4日のF1撤退の記者会見において、豊田章男 トヨタ自動車社長は、F1以外のレースについては継続すると明言しており、今回のホワイトTRD USA社長のコメントはこれを再度確認したことになる。
「(トヨタ社のF1撤退は)我々のNASCARプログラム、我々のNASCARプラン、我々のNASCARにおける将来にいかなる影響も及ぼさない」とホワイト社長は先週末、テキサス・モータースピードウェイでコメントした。
「我々はNASCARに100パーセント専心し続け、NASCARも我々に完全に専心している」
F1をやめることで節約されると予想される3~5億ドルがNASCARの予算に振り向けられる可能性を聞かれたホワイト社長は、これを否定している。
「自動車業界において経済状態は依然として非常に厳しい。したがって我々は削られたコストのほんの一部であっても我々のNASCARプログラムに振り向けられるとは思っていない」
トヨタは現在、NASCARスプリントカップ・シリーズで8つのチームをサポートしている。
