来季F1にデビューする予定の3チームのうちいくつか(あるいは全部)は実際には出場しないだろうとの推測もある中、そのうちのひとつであるチームUSF1のスポーティングディレクター、ピーター・ウインザーは、来季に向けた準備は順調であると主張した。
ウインザーはF1公式ウェブサイトに対し、マシンの作業は予定どおりに進んでおり、マシンが来年1月のテストに間に合わないという可能性は考えていないと述べた。
「今年はさまざまな政治的な問題が起こったために、一部の面で遅れは出ているが、クルマ関係の重要な面は遅れてはいない」とウインザー。
「我々はマシンのデザインと製作を今年初めから行っており、全く遅れは出ていない。スケジュールどおりに進んでいる」
「数週間前にケン(・アンダーソン)も言ったように、アメリカで言う“ローラー”、つまり完全なマシンではなく、シャシーにサスペンションとギヤボックスをつけたもののフルスケールエアロテストを近々行うことになるだろう。その後、10月ごろには最後のボディワークの作業に取り掛かり、他チーム同様、1月の最初のテストに間に合わせる。それ以外のデッドラインを考えてはいない」