ラリーGBは9月14日(金)。路面は夜中に降った雨で全体的に濡れているが、ルーズグラベルによる影響はほとんどなく、出走順の違いによる走行コンデイションの差はそれほど大きくなさそうだ。
 SS1でベストを刻んだのは「今回は何としてでも優勝したいんだ」と意気込むペター・ソルベルグ。2位マッズ・オストベルグに1.5秒差、3位ヤリ‐マティ・ラトバラに1.6秒差をつけトップに立った。ソルベルグは続くSS2でもベスト。2位にはセカンドベストのセバスチャン・ローブが浮上し、オストベルグは3位に、ラトバラは4位に順位を落とした。
 午前中最後のSS3では、ラトバラがセカンドベストのローブに5.4秒という大きな差をつけトップタイムをマーク。総合4位から一気に首位に躍り出た。ソルベルグはタイムが伸びず総合3位に順位を落とした。
「勝って来年フォード・ワークスに入りたい」と鼻息が荒いオストベルグはペースノートが完璧ではなく4位にポジションダウン。得意なグラベルイベントながら思うようにペースが上がらないミッコ・ヒルボネンは、首位ラトバラから15.1秒遅れの5位に沈んでいる。

 ニュータウンでのリモートサービスを経て始まった午後のループステージで際立った速さをみせたのはラトバラだった。ラトバラはSS4から6にかけて3ステージ連続でベストタイムをマーク。ソルベルグがSS5でローブをかわして2位に上がったことで、フォードは1-2体制で競技初日を締めくくった。

 3番手のローブは「路面が滑りやすかったからあまり無理はしなかったよ」と、余裕を感じさせるコメント。4位にはオストベルグ、5位には53.8秒遅れながらヒルボネンが続いている。6位オット・タナクは、午前中のSSでパワーステアリングに問題を抱えての走行を強いられた。リモートサービスでの修理は難しく、タナクは午後も重いステアリングと格闘しながらアタック。それでもエフゲニー・ノビコフを抑えて6位のポジションを守った。

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