WTCC世界ツーリングカー選手権第8ラウンドはブラジルのクリティバで決勝レース1/2が開催され、レース1はイバン・ミューラーが、レース2はロバート・ハフが優勝。シボレー・クルーズ勢がレースを席巻した。
シボレーの衝撃的な撤退発表に揺れたWTCC。しかし、迎えたクリティバでのレースでは、予選からシボレー勢が猛威を振るうことに。ミューラーがポールを獲得、アラン・メニュ、ハフと続きワークス勢がトップ3を独占。さらにバンブー・エンジニアリングのプライベート仕様クルーズを駆るミカエル・ニキェールが4番手、アレックス・マクドゥエルが6番手に食い込み、シボレーがトップ6のうち5台を占めた。
迎えた22日の決勝レース1では、シボレーの3台がそのままレースを席巻。予選5番手からスタートしたガブリエル・タルキーニ(セアト・レオン)がニキェールをかわし4位に食い込んだが、ニキェールが5位、マクドゥエルが6位となり、シボレーが予選同様1-2-3-5-6位と上位を占める結果となった。
続くレース2は、リバースグリッドでノルベルト・ミケリス(BMW320TC)がポールポジションから、トム・コロネル(BMW320TC)が2番手からスタートした。フロントロウのふたりは、FRの利点を活かしスタートを決めるも、3列目6番手からスタートしたタルキーニが一気にコロネルをかわし2番手に浮上すると、ミケリスに狙いを定めることになる。
しかし、4周目にチャールズ・カ・キン(BMW320TC)がクラッシュしたため、セーフティカーが導入されることに。このレースでBMW勢は苦しい戦いを強いられたこともあり、ミケリスも再開後の7周目にタルキーニにリードを許すと、シボレー勢の攻略も許してしまう。
途中、アルベルト・セルキ(BMW320TC)がサインガードのウォールにクラッシュしヒヤリとするシーンもあったが、レースは続行。タルキーニがシボレー勢の攻略を必死に防ぐことになるが、11周目にハフが、13周目にはメニュがタルキーニをオーバーテイク。ハフがレース2を制し、メニュ、タルキーニという順位でチェッカーを受けた。イバン・ミューラーは4位でフィニッシュしている。
WTCCは次戦、初開催でのソノマでのレースを迎えることになり、残りは4ラウンドとなる。ポイントランキングはミューラーが287点でトップ、ハフが270点で続いている。
