FIA世界ツーリングカー選手権は3日、第3戦ハンガリーラウンドの予選が行われ、シトロエンのイバン・ミューラーが今シーズン初のポールポジションを獲得した。

 F1サーキットのハンガロリンクが舞台となる第3戦ハンガリーは、ホンダ・シビックWTCCを駆るノルベルト・ミケリスの母国イベントであり、スタンドには地元ドライバーを応援するファンが多く集まった。
 このハンガリーからはウエイト調整のルールが適用され、今シーズン未だ負けなしのシトロエンCエリーゼWTCCに60キロのウエイトが課されている。

 予選最初のQ1では、ホセ-マリア・ロペス(ラーダ・グランタ)をトップに、シトロエン勢がウエイトハンデをものともせずに上位を占めるが、地元ファンの声援を受けるミケリスも3番手につける好タイムをマーク。他のホンダ勢もティアゴ・モンテイロ、メディ・ベナーニ、ガブリエル・タルキーニが6、7、8番手タイムでQ2進出を果たした。一方、このハンガリーからニカ・レーシングのTC2シビックをドライブする日本の谷口行規は18番手に終わりQ1で敗退。ラーダのジェームス・トンプソンもQ2進出にあと一歩届かなかった。

 続く10分のQ2は、タルキーニがトップタイムをマーク。モンテイロも3番手に入り、ホンダワークスの2台がシトロエン勢とともにQ3進出を果たした。しかし、地元期待のミケリスはQ1で抱えたトラブルによりアタックができず、12番手でQ2を終えることになった。

 上位5台によるシングルラップバトルのQ3は、2番目にアタックしたミューラーが1分48秒727で先頭走者のローブを上回ると、もうひとりのチームメイトであるロペスも0.034秒届かず、前戦を繰り上がりでポールからスタートしたミューラーが今年初めて実力でポールポジションを奪った。
 ホンダ勢はモンテイロが4番手、ラストアタッカーのタルキーニは自身のQ2タイムからも大きく遅れ、ホンダに今シーズン初ポールを持ち帰ることはできなかった。

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