4日、シボレーが2012年限りでWTCC世界ツーリングカー選手権からの撤退を発表したことに対し、WTCCをプロモートするKSOのマルチェロ・ロッティは、「これはモータースポーツなら起こりうること」と語った。

 2010年、2011年とWTCCのダブルタイトルを獲得、今季もチャンピオンシップを圧倒しているシボレーは、8年間に渡ってWTCCに参戦を続け、その間59勝を挙げている。しかし、来季に向けてモータースポーツ戦略とプロモーション戦略を再検討した結果、WTCCからの撤退を決定した。

 これに対し、WTCCをプロモートする立場にあるロッティは、シボレーの撤退にも関わらず、2013年にホンダが参戦すること、そして現在交渉中であるとするメーカーの参戦によって、“貴重なパートナー”の損失にWTCCは耐えることができるだろうとしている。

「これがモータースポーツなんだ。メーカーは撤退と参戦を繰り返すものだからね。すべてのレースシリーズにそれは起こりうるけど、レースは続いているだろう?」とロッティは語る。

「我々は長年このモータースポーツを支えてきてくれた貴重なパートナーである、シボレーにさよならを言わなければならない。しかし同時に、我々はホンダの参戦を歓迎し、さらに参入を検討している2〜3のメーカーと交渉中だ」

 WTCCのテレビ放送を担い、シリーズに大きな影響力をもつユーロスポーツのイベント・マネージングディレクターを務めるオリビエ・フィッチは、「WTCCはメーカーにとって効果的なプロモーションの場であり続ける」と宣言した。

 そしてそれに付け加えて、「我々は、8年間にわたってWTCCを支えてくれたシボレーに感謝する。我々はお互いに利益を得ることができた。そして、WTCCは彼らの決定を尊重したい」とシボレーに対し感謝のコメントを残している。

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