2014年のFIA世界ツーリングカー選手権第2戦ポールリカールは20日、当地で16周の決勝レース1が行われ、シトロエンCエリーゼWTCCのイバン・ミューラーが今シーズン初優勝を母国フランスで飾った。

 予選後の車両違反発覚で、暫定ポールのセバスチャン・ローブと同2番手のホセ-マリア・ロペスが最後尾スタートとなったポールリカールの一戦は、地元シトロエンのもう一台を駆るフランス人ドライバーのミューラーがレース1のポールポジションに着いた。

 レースは、ハーフウエットの難しい路面コンディションのなか、2番手スタートを決めたガブリエル・タルキーニのホンダ・シビックWTCCがホールショットを奪うと、4番手スタートのノルベルト・ミケリス(ホンダ・シビックWTCC)も2番手に浮上、ホンダ勢が幸先良く1-2態勢を築く。

 しかし、すぐに反撃を開始したミューラーはオープニングラップでミケリスからポジションを取り戻すと、3周目の1コーナーでタルキーニをパスして早くもレースリーダーに復帰。さらに後続では、最後列17番手スタートのローブが一気に6番手まで浮上し、4周目にはラーダ・グランタを駆るロバート・ハフとシボレーRMLクルーズのヒューゴ・バレンテを立て続けにパス。6周目にはミケリスもオーバーテイクして表彰台圏内へとポジションを上げる。

 3番手浮上で勢いに乗ったローブは、その後もジワジワと2番手タルキーニとのギャップを埋めていき、10周目には完全にシビックをロックオン。しかしタルキーニも、マシンをスライドさせながら必死のブロックで応戦し、ポジションを簡単には明け渡さない。
 ローブはそれでもプレッシャーをかけ続け、ついに14周目にタルキーニを攻略すると、すでに独走態勢のミューラーと1-2態勢を形成することとなった。

 レースは、12秒のリードで余裕のトップチェッカーを受けたミュ—ラーが今シーズン初優勝。ローブも最後列からの2位フィニッシュを果たし、シトロエンが母国フランスで1-2フィニッシュを達成した。

 開幕戦をアクシデントで棒に振ったタルキーニは、実質の開幕レースで表彰台を獲得。わずか5日で新車を用意したホンダとJ.A.Sモータースポーツに3位という好結果で応えた。

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