WTCC世界ツーリングカー選手権ハンガロリンクは5日、予選が行われ、アラン・メニュ(シボレー・クルーズ)がレース1のポールポジションを獲得した。2番手にはイバン・ミューラー(シボレー・クルーズ)が続き、シボレー勢がフロントロウを独占している。
これまで予選で圧倒的な強さをみせてきたロバート・ハフ(シボレー・クルーズ)が今回の予選では12番手。一方、メニュとミューラーによるポールポジション争いは熾烈な展開となり、最終的に0.111秒差でメニュがポールを獲得してみせた。
3番手に続いたのは、Q1でトップタイムをマークするなど、ハンガロリンクで速さを見せたハビエル・ビラ(BMW320TC)。ビラが属するスクーデリア・プロチームのチームメイトであるメヘディ・ベナーニ(BMW320TC)がレース2のポールポジションを得ている。
今回ハンガロリンクで活躍をみせたもうひとりは、ボルボC30を駆るロバート・ダールグレン。自己最高位となる6番手グリッドを獲得してみせた。一方、新たな1.6リッターターボエンジンを投入したサンレッド・SRレオン1.6T勢の中での最上位はミカエル・ニキェール(セアト・レオン1.6T)の13番手となった。セアト・レオンTDI勢はティアゴ・モンテイロの7番手が最上位だった。
谷口行規(シボレー・クルーズ)はレース1、2ともに18番手からスタートする。
