20日、WTCC世界ツーリングカー選手権の第10ラウンドが鈴鹿サーキットで幕を明け、午後1時半から30分間のテストセッションが行われた。

 この日の鈴鹿は雲ひとつない快晴に恵まれ、強い日差しがサーキットを照らした。1周2.243kmの東コースを舞台に争われる今回の一戦は、前戦ソノマでマニュファクチャラーズタイトルを決めたホンダの凱旋レース。そして、そのホンダ陣営からWTCCデビューを飾る伊沢拓也(ホンダ・シビックWTCC)をはじめ、谷口行規(BMW 320TC)や直前に急遽参戦が決まった吉本大樹(シボレー・クルーズ1.6T)、加納政樹(BMW 320TC)といった4人の日本人ドライバーが集結、例年以上に話題も多く、明日からのレースウイークを前に早くも盛り上がりを見せた。

 迎えた13時半からのテスト走行は、セッション開始前からホンダのピット前に多くの関係者が集まり、12年仕様のシビックWTCCに乗り込む伊沢に多くの視線が注がれた。
 30分のセッションでは、全車がコースオープンとともに走行をスタート。そのなか、序盤からセッションをリードしたのはホンダのワークスシビックを駆るティアゴ・モンテイロ。彼は54秒535というタイムでまずは首位に立ち、ぺぺ・オリオラ(シボレー・クルーズ1.6T)が2番手で続いた。

 開始5分過ぎ、BMW 320siを駆るマク・カロクが最終コーナー手前のグラベルにコースオフして早くも1回目の赤旗が降られると、セッション再開後の開始17分過ぎに今度はラーダのミカイル・コゾロフスキーがダンロップコーナー先のグラベルにつかまり、この日2度目の赤旗中断となる。

 各車は十分にラバーの乗り切っていないコースのためか各コーナーでマシンをスライドさせながら走行。S字では、両サイドの縁石をめいいっぱい使う大胆なライン取りでタイムを削っていく様子がうかがえた。

 それまで2度の赤旗で終了予定の14時から10分程度セッションが延長となるなか、ホンダ陣営の一台、プライベーターのノルベルト・ミケリスがまたもダンロップコーナー先のグラベルに派手にコースアウトし、再び赤旗が出てしまう。

 結局、3度の赤旗に見舞われたセッションは、最終的に54秒081をマークしたイバン・ミューラー(シボレー・クルーズ1.6T)がトップ。2番手にオリオラが続き、ホンダのモンテイロがトップと0.106秒差の3番手につけた。
 ガブリエル・タルキーニ(ホンダ・シビックWTCC)は6番手、21周を重ねた伊沢拓也は54秒963で17番手、コースオフしたミケリスは19番手となった。

 また、日本人ドライバーでは、ニカ・レーシングのシボレー・クルーズ1.6Tを駆る吉本大樹が14番手。谷口行規は23番手。なお、加納政樹はタイムを記録していない。

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