WTCC世界ツーリングカー選手権第10ラウンドは19日、鈴鹿サーキットで30分間のテストセッションが行われ幕を開けた。今回がデビュー戦となるホンダ・シビックWTCCもティアゴ・モンテイロの手により初めて他車とともに走行。9番手で初めてのセッションを終えた。

 太平洋沖にある台風21号の影響か、非常に風が強いものの、快晴に恵まれた19日の鈴鹿サーキット。今回鈴鹿サーキットの東コースを舞台に争われるこのラウンドは、ホンダ・シビックWTCCのデビュー戦、そしてシボレーワークスにとっては日本での最後のレースということもあり、ツーリングカーファンにとっては要注目のラウンドだ。

 今年で鈴鹿サーキットでの開催は2年目ということもあり、WTCC関係者もリラックスした表情で迎えた金曜日のテスト走行。13時半から30分の予定でスタートし、他のWTCCマシンに混じって、モンテイロが駆るシビックも、日本のホンダ関係者が数多く見守る中コースインした。

 多くのマシンがかなりのテールスライドをみせながら走行を重ねたが、途中ガブリエル・タルキーニ(セアト・レオンWTCC)がコースアウト。赤旗が提示されてしまう。また、終盤にはアルベルト・セルキ(BMW320TC)がコースアウト。2回目の赤旗が提示される。また、チェッカー間際にはチャールズ・カキン(BMW320TC)がコースアウト。3回目の赤旗が提示され、そのままセッション終了となった。

 このセッションでトップタイムをマークしたのは、タイトルを争うイバン・ミューラー(シボレー・クルーズ)。ミューラーとタイトルを争うロバート・ハフが2番手、アラン・メニュが3番手につけ、シボレーワークスがトップ3を独占。4番手にはペペ・オリオラ(セアト・レオンWTCC)、5番手にはタルキーニがつけた。

 注目のモンテイロ駆るホンダ・シビックはトップのミューラーから1.018秒差の9番手で最初のセッションを終えることに。このセッションではピットイン&アウトを繰り返し、確認作業をこなしながらの走行となった。

 日本人ドライバーでは、スポット参戦の吉本大樹(サンレッド・レオン1.6T)が17番手。加納政樹(BMW320si)は旧式マシンで22番手と苦しい立ち上がりとなった。

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